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Yapontsy (会話 | 投稿記録)
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労働者の世帯収入は中央値の高い順に、①現役・企業年金のある会社員男性、現役・公務員男性と女性、②現役・企業年金のある会社員女性、現役・企業年金のない会社員男性、③現役・企業年金のない会社員女性、完全退職・公務員女性、④完全退職・企業年金のある会社員男性と女性、完全退職・企業年金のない会社員男性と女性、完全退職・公務員男性となっており、ほとんどのサラリーマンの世帯収入は現役公務員に劣る<ref name="nagano">{{Citation|title=サラリーマンの生活と生きがいに関する調査: 中高年の会社員と公務員の比較|url=https://doi.org/10.20739/nenkinkenkyu.9.0_30|publisher=公益財団法人 年金シニアプラン総合研究機構|date=2018|accessdate=2020-04-30|doi=10.20739/nenkinkenkyu.9.0_30|author=長野誠治}}</ref>。統計的にも職業別の平均資産額はサラリーマン(民間職員・労務作業者)がもっとも低い<ref>http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/Xlsdl.do?sinfid=000000640309</ref>。
 
民間企業の[[求人倍率]]は歴史的に[[定員割れ]](求人が求職者を上回る)状態で推移しており<ref>http{{Citeweb|url=https://www.eworks-stati.gocom/research/works-report/item/190424_kyujin.jppdf|title=第36回ワークス大卒求人倍率調査(2020年卒)|publisher=リクルートワークス研究所|accessdate=2020-05-18}}</SG1ref><ref>{{Cite web|url=https:/estat/Listtenshoku.do?lidmynavi.jp/knowhow/caripedia/77#section08|title=【2020年版】有効求人倍率とは? 全国・都道府県・職種別推移から転職事情が分かる!|accessdate=2020-05-18|publisher=000001054606マイナビ転職}}</ref>、倍率の高い公務員や初期投資を必要とする自営業に比べて就業するのが容易である。[[植木等]]の歌にも「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ」というものがあり(『ドント節』)、こういった社会的位置づけや当時の世相を反映している歌詞としてしばしば取り上げられる<ref>{{Citation|和書|author=松原孝俊|title=五ヶ山・小川内 昭和点描|publisher=福岡県教育委員会|date=2008-03-31|url=https://qir.kyushu-u.ac.jp/dspace/handle/2324/17962}}</ref><ref>{{Citation|和書|title=金口木舌 |newspaper=琉球新報|date=2011-12-08|url=http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-184946-storytopic-12.html}}</ref>。
 
サラリーマンの仕事に関する満足度は低く、企業年金の有無を問わず、仕事の内容や就業の継続性(失業不安など)、休暇の取りやすさや家庭と仕事の両立などの面において、公務員より満足度が低くなっている<ref name="nagano"></ref>。また、サラリーマンの生きがいの保有率は1991年~2016年にかけて一貫して減少を続け2016年には43.6%まで低下している<ref name="sugaya">{{Citation|title=サラリーマンの生活と生きがいの変化(団塊の世代を追って)|url=https://doi.org/10.20739/nenkinkenkyu.7.0_2|publisher=公益財団法人 年金シニアプラン総合研究機構|date=2017|accessdate=2020-04-30|doi=10.20739/nenkinkenkyu.7.0_2|author=菅谷和宏}}</ref>。生きがいを得られる場は「仕事」から「家庭」に移る一方で、「家族の理解・愛情」は減少し、他人との繋がりを求めない人も増えており、サラリーマンは新たな生きがいの場を自ら見い出す積極性も持たず、生きがいの喪失に繋がっていると指摘される<ref name="sugaya"></ref>。