「秋田拠点センターアルヴェ」の版間の差分
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秋田拠点センターアルヴェは、整備手法として事業[[コンペティション]]方式を取り入れ、[[1999年]]に[[大成建設]]を中心とする5企業による案を採択<ref name=shinntoshi />。[[2002年]]10月に着工し[[2004年]]7月16日オープンした。事業費は52億30百万円<ref>「JR秋田駅東口 拠点センター 民間施設 2004年7月オープン」『読売新聞』秋田版 2002年8月21日</ref>。オープン初日には午後4時までに約2万人が訪れた<ref>「JR秋田駅東口にアルヴェ開館 2万人訪れ記念式典」『朝日新聞』秋田版 2004年7月17日</ref>。
[[住居表示]]は[[2006年]]1月31日まで「秋田市中通七丁目1番3号」であった。再開発前の鉄道用地が中通七丁目に含まれていたためだが、「[[中通 (秋田市)|中通]]」は駅西口の地区であるため、市民の一部は違和感を抱いていたとの声も聞かれる。▼
開業当時、[[水野晴郎]]プロデュースの[[シネマコンプレックス|シネコン]]「[[パンテオンシネマズAKiTA]]」が大きな話題を提供して出店したが、テナント料の問題等で[[民事訴訟]]に発展し、[[2005年]]11月16日、[[東京地裁]]は水野らに明け渡しとテナント料4200万円の支払いを命じる判決を下した<ref>「水野晴郎氏側が敗訴 東京地裁、未払い料支払い命令 シネコン訴訟」『朝日新聞』秋田版 2005年11月17日</ref>。判決に先立って同年10月からパンテオンシネマズAKiTAも休館となり、後継会社が見当たらないことから看板店舗を一時失った。その後アルヴェの活気を取り戻そうと、[[2006年]]8月5日から同年9月15日までの期間限定で、既存のテナントで組織する組合が「[[駅の映画館 AKITAシアター]]」の名称で、映画館を一時再開した。この期間中は2つのスクリーンでの限定公開だったものの、採算ラインを上回ったため、同年[[9月16日]]以降も採算ラインを割るもしくは長期的に運営できるテナントが見つかるまでの間、運営が続行されることになり、2006年11月、[[岩手県]][[盛岡市]]で名劇、ルミエール、ピカデリーなど5館の映画館を展開する南部興行が運営の継承を正式に表明した。同社は「AKITAシアター」の名称を踏襲し、同年[[11月18日]]から営業を始めた<ref>「アルヴェ、全館上映復活 盛岡の興行会社運営 18日再開」『朝日新聞』秋田版 2006年11月8日</ref>。[[2007年]][[4月25日]]、テナント契約更新を機に（当初の暫定半年契約から、10年契約に延長し、更新した）、[[ルミエール (映画館)|ルミエール秋田]]と改称した<ref>「ルミエール秋田 新装オープン 秋田駅東口 アルヴェ」『朝日新聞』秋田版 2007年4月26日</ref>。▼
ビルには[[東横イン]]秋田駅東口（当該施設は、全国的に問題となった[[建築基準法]]違反ではなかった）も入居しているほか、公共棟の1Fには秋田市の証明書等の発行窓口である、秋田市駅東サービスセンター（土日祝も窓口を開けている）も設置されている。
[[山形駅]]西口の[[霞城セントラル]]内にある[[山形県立霞城学園高等学校]]のように、落成当初は[[秋田経済法科大学附属高等学校]]（現：[[明桜高等学校]]）のあるコース専用の校舎としてフロア活用が検討されていたが、[[学校設置基準]]に見合わないことから入居を見合わせた。一部報道では、廊下の幅や天井の高さ、手洗いなどの設備面の問題があるとも指摘されていた。▼
[[2008年]]3月3日には、隣接地（東通仲町4番2号）に山王から[[NHK秋田放送局]]が新築移転しアルヴェと通路でつながった。建設地は市有地であったが市がNHKと土地の[[等価交換]]を実施<ref>「NHKの新秋田放送会館が起工 総事業費40億円」『読売新聞』秋田版 2005年4月24日</ref>。旧秋田放送局跡地は[[秋田市役所]]（先代本庁舎）の駐車場とされたのち、現庁舎が建設され、[[2016年]]5月6日から執務を開始した。
▲[[住居表示]]は[[2006年]]1月31日まで「秋田市中通七丁目1番3号」であった。再開発前の鉄道用地が中通七丁目に含まれていたためだが、「[[中通 (秋田市)|中通]]」は駅西口の地区であるため、市民の一部は違和感を抱いていたとの声も聞かれる。
かつて[[秋田テレビ]]がミニショップ「[[秋田テレビ#AKT情報局|Al◆Ve・AKT情報局]]」を出店していたが、[[2005年]][[7月28日]]に一時改装を理由として閉鎖、その後当地で再開することなく、2005年[[9月16日]]にイオン秋田ショッピングセンター（現：[[イオンモール秋田]]）・[[中三]]内に「AKT情報局-NAKASAN-」として移転、改称した。なお、AKT情報局-NAKASAN-は[[2008年]]10月の中三閉店に伴い、保戸野千代田町にある、AKT運営の[[住宅展示場]]であるAKTハウジングセンター内に再度移転している。▼
=== ルミエール秋田 ===
▲[[山形駅]]西口の[[霞城セントラル]]内にある[[山形県立霞城学園高等学校]]のように、落成当初は[[秋田経済法科大学附属高等学校]]（現：[[明桜高等学校]]）のあるコース専用の校舎としてフロア活用が検討されていたが、[[学校設置基準]]に見合わないことから入居を見合わせた。一部報道では、廊下の幅や天井の高さ、手洗いなどの設備面の問題があるとも指摘されていた。
▲開業当時、[[水野晴郎]]プロデュースの[[シネマコンプレックス|シネコン]]「[[パンテオンシネマズAKiTA]]」が大きな話題を提供して
同社は「AKITAシアター」の名称を踏襲し、11月18日から営業を再開<ref>「アルヴェ、全館上映復活 盛岡の興行会社運営 18日再開」『朝日新聞』秋田版 2006年11月8日</ref>。テナント契約更新を機に、[[2007年]]4月25日、（当初の暫定半年契約から、10年契約に延長し、更新した）[[ルミエール (映画館)|ルミエール秋田]]と改称した<ref>「ルミエール秋田 新装オープン 秋田駅東口 アルヴェ」『朝日新聞』秋田版 2007年4月26日</ref>。しかし、民間棟を管理・運営する秋田新都心ビルとの契約が満了するため、[[2020年]]5月18日に閉館した。跡地について秋田新都心ビルは今後も[[スクリーン]]の機能を残し、映画館としての活用を考えるとしている<ref>{{cite news |title=「13年間楽しんだ」 映画館「ルミエール秋田」最後の1日|author= |agency=|publisher=秋田魁新報|date=2020-05-17|url=https://www.sakigake.jp/news/article/20200517AK0006/|accessdate=2020-05-19}}</ref>。
=== Al◆Ve・AKT情報局 ===
▲かつて[[秋田テレビ]]がミニショップ「[[秋田テレビ#AKT情報局|Al◆Ve・AKT情報局]]」を出店していたが、[[2005年]][[7月28日]]に一時改装を理由として閉鎖、その後当地で再開することなく、2005年[[9月16日]]にイオン秋田ショッピングセンター（現：[[イオンモール秋田]]）・[[中三]]内に「AKT情報局-NAKASAN-」として移転、改称した。なお、AKT情報局-NAKASAN-は[[2008年]]10月の中三閉店に伴い、保戸野千代田町にある、AKT運営の[[住宅展示場]]であるAKTハウジングセンター内に再度移転している。
== 民間棟テナント ==
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=== 2階 ===
* [[イタリアントマト]]カフェジュニア（[[カフェ]]）
* Chico la cafe チコラカフェ（[[カフェ]]）
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* [[能開センター]]個別指導Axis（[[学習塾]]）
* さが司法事務所/ALVE駅東カウンセリング
* 秋田新都心ビル（[[
=== 4階 ===
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*[http://www.e-alve.com ALVE-秋田拠点センターアルヴェ]
*[http://www.alve.jp 秋田市民交流プラザ]
{{DEFAULTSORT:あきたきよてんせんたああるうえ}}
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