「ウルトラマン80」の版間の差分

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円谷作品の顔とも言えるオープニングタイトルは、画面奥から無数のガラスの破片が渦を巻いて手前に迫り、「ウルトラマン80」の文字を構成する。これは強化ガラスの上に粒状のガラスと、アクリル製の文字を配置しておき、これをパチンコ(スリングショット)で打ち抜き、落下する様子を真上からカメラを回転させて撮るという手間の掛かった映像となっている。また、第3話より作品タイトルのロゴが赤く着色された。第31話からは大幅に省略され、メインタイトルの直後に本編アバンタイトルに入る構成へ変更された。
 
オープニング映像については、前半は『Q』から『A』までの流れを汲む80のシルエット映像を使ったウルトラシリーズの基本的様式を踏襲し物になっている。このシルエットは従来の作画による映像ではなく、実際にアクターが動いている姿を撮影したフィルムをモノクロネガにして使用したもので、コマ落ちやスローモーションを光学合成で配したアクロバティックな演出となっている。(5話から背景が変更されている)第33話からは、矢的猛の活躍場面と特撮のスペクタクルシーン(『[[ウルトラマンレオ]]』の第1、2話の津波シーンや本作の第2話、9話の市街地破壊シーン)を織り交ぜたものに変更されている。
 
それまでのウルトラシリーズでは、その回に登場する怪獣や宇宙人の紹介を主にOPの最後に「○○怪獣(星人)××登場」といった形式の表記を行っていたが<ref group = "注">怪獣・宇宙人紹介を行わない『ウルトラセブン』は除く。</ref>、本作ではこれが無くなり、代わりに基本的に劇中で怪獣などが登場する際に「クレッセント」というような名前のみのテロップが画面下に表示される形式を採っている。
 
実写作品のウルトラシリーズとしては初めてエンディングパートが設けられた(前作『ザ☆ウルトラマン』の流れを汲んだものでもある)。エンディング映像は最終回を除き、こちらは『タロウ』『レオ』のオープニング同様にUGMのメカニックを全面的に押し出した映像であった(スカイハイヤーのスペースマミー内カタパルトからの発艦シーン、各UGM航空機の雲海上の飛行シーン、スカイハイヤーとシルバーガルの格納庫出走シーン、シルバーガルα号と同β号の滑走路離陸シーン、スカウターS7の走行シーン)。
 
==== オープニングテーマ ====