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3期目となる2011年度前期(第49回)で、前半9局を8勝1敗でトップ独走の状態から逃げ切り、最終的に13勝5敗・1位の成績を修め、四段昇段(プロ入り)。この間、第1回[[加古川青流戦]]に奨励会三段として参加し、2回戦で[[田中悠一]]、3回戦で[[西川和宏]](いずれもプロ四段)に勝利し、ベスト8に進出した。(準々決勝では[[船江恒平]]四段<ref>船江は高見を破った後も勝ち続け、最終的に第1回加古川青流戦の優勝者となった。</ref>に敗れる。)
 
プロ入り以降、2018年度終了現在まで、[[順位戦]]における昇級歴は無いものの、[[竜王戦]]においては6組に在籍していた2013年度(第26期)ランキング戦を4回戦で敗北後、昇級者決定戦を勝ち抜き5組昇級。続く2014年度(第27期)ではランキング戦を勝ち続け、準決勝の[[村田顕弘]]戦(2014年5月23日)に勝利した時点で4組昇級を決定、同時に[[将棋の段級#棋士の昇段規定|竜王戦の昇段規定]]に基づき'''五段に昇段'''。当期竜王戦では決勝の[[菅井竜也]]戦(2014年5月26日)にも勝ち、'''初のタイトル戦本戦出場'''を決めた<ref group="注釈">本戦では1回戦(2014年7月1日)で当期の6組ランキング戦優勝者で四段昇段同期の[[藤森哲也]]に敗北。</ref>。2019年度(第32期)は4組昇級者決定戦で[[谷川浩司]]戦(2019年11月7日)に勝利し、3組への昇級を決めた。
 
テレビ棋戦においても、2013年度(第63回)[[NHK杯テレビ将棋トーナメント|NHK杯]]の予選を通過し、本戦出場<ref group="注釈">本戦では1回戦で[[飯島栄治]]に敗北。</ref>。同棋戦では2016年度(第66回)でも予選を通過し、再度の本戦出場。1回戦でA級八段の[[稲葉陽]]に勝ち、棋士人生6年目で初めてA級在位中の棋士からの白星を挙げると同時に、全棋士出場棋戦の本戦において初白星<ref group="注釈">2回戦で[[郷田真隆]]に敗北。</ref>。2013-2014年度(第22期)[[銀河戦]]でもブロック内で最多連勝(3連勝)を記録し、決勝トーナメントに出場<ref group="注釈">決勝トーナメントでは1回戦で[[広瀬章人]]に敗北。</ref>。
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、昇段規定「タイトル1期」を満たして'''七段に昇段'''した<ref name=":0">{{Cite news|title=初代叡王に高見六段、4連勝で初のタイトル獲得 七段に昇段 - スポニチ Sponichi Annex 芸能|date=2018-5-27|last=|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/05/27/kiji/20180526s000413F2494000c.html|accessdate=2018-07-08|publication-date=|language=ja|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180708072420/https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/05/27/kiji/20180526s000413F2494000c.html|archivedate=2018-7-8|work=[[スポーツニッポン]]}}</ref>。なお、順位戦C級2組在籍者のタイトル獲得は、1992年(第33期)[[王位戦 (将棋)|王位戦]]の[[郷田真隆]]以来、高見が2人目となった。
 
第4期(2019年度)叡王戦は[[永瀬拓矢]]の挑戦を受け、0勝4敗のストレート負けでタイトルを失冠した。

他棋戦での活躍に比して順位戦では昇級と縁のない期間が続いていたが、[[第78期順位戦]]において9勝1敗の好成績でクラス1位となり、C級1組への昇級を決めた。
 
== 棋風 ==