「パッシェンデールの戦い」の版間の差分

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'''パッシェンデールの戦い'''(パッシェンデールのたたかい、{{lang-en|Battle of Passchendaele}}、'''第三次イーペル会戦'''とも)は、[[第一次世界大戦]]の[[西部戦線 (第一次世界大戦)|西部戦線]]における主要な戦いの一つ。[[1917年]][[7月]]末から同年[[11月]]まで続いた。戦闘は[[イギリス]]、[[ANZAC]]、[[カナダ]]、[[南アフリカ]]からなる[[連合国 (第一次世界大戦)|連合国軍]]対[[ドイツ軍]]の間で戦われた。
 
== 概要 ==
連合国軍の目的は、[[ベルギー]]の[[ウェスト=フランデレン州]][[イーペル]]付近にある[[パッシェンデール]]([[:en:Passendale]])を制圧し、ドイツ軍戦線に突破口を開きベルギーの海岸線まで進出、[[Uボート]]の活動拠点を占拠することにあった。これだけの突破作戦が成功すれば、戦線の要である位置に決定的な通廊が穿たれることになり、[[フランス軍]]への圧迫も除去されると期待できた。<ref>当時のフランス軍は、[[ニヴェル攻勢]]の大失敗のため士気が極端に乱れており、全師団の戦闘における信頼性が損なわれるほど諸部隊や兵士の[[:en:French Army Mutinies (1917)|抗命や軍規違反]]が頻発していた。</ref>