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'''発達障害'''(はったつしょうがい、{{lang-en-short|Developmental disability}}、DD)は、身体や、学習、言語、行動の何れかにおいて、発達が遅れた状態である。大抵の場合、患者自身のコミュニケーションパターンが稚拙であるため、人間関係で問題を抱える事になる。原因は[[先天性|先天的]]である事が殆どで、発達の遅れに伴う能力の不足は生涯にわたって治る事はない<ref name="cdcfact">{{Cite web|title=Facts About Developmental Disabilities |publisher=アメリカ疾病予防管理センター |url=http://www.cdc.gov/ncbddd/developmentaldisabilities/facts.html |accessdate=2015-06-01}}</ref>。従って、[[大人の発達障害]]の存在も注目されている。[[情報化社会|情報化]]の進展で[[職場]]の[[スケジュール]]が過密になり、他者連携や[[マルチタスク]]遂行能力の重要性が高まるに連れて発達障害の診断数が増え、未成年に限らず様々な年齢における事例が認知されるようになった(詳しくは[[大人の発達障害]]を参照)。医学的な知識が一般にも広まり、発達障害の認知度が向上している背景も大きく寄与している。
 
== 定義 ==
日本の行政上の定義では、[[発達障害者支援法]]が定める「[[自閉症]]、[[アスペルガー症候群]]その他の[[広汎性発達障害]]、[[学習障害]]、[[注意欠陥・多動性障害]]その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」とされる<ref>[https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=416AC1000000167 発達障害者支援法]第二条 e-Gov法令検索 2019年6月19日閲覧</ref><ref name="naid120005378771"/><ref name="多摩ハンドブック"/><ref>[http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/hattatu.htm 特別支援教育について-発達障害とは] - 文部科学省</ref>。広義の学術的な分類での発達障害では、[[知的障害]]なども含むもう少し広い分類である<ref name="naid120005378771"/>。そうした診断分類では『[[ICD-10 第5章:精神と行動の障害]]』では、「F80-F89 心理的発達の障害」「F90-F98 小児期および青年期に通常発症する行動および情緒の障害」、[[アメリカ精神医学会|米国精神医学会]]による『[[精神障害の診断と統計マニュアル]]』 (DSM) では、第4版 (DSM-IV) では「通常、幼児期、小児期、または青年期に初めて診断される障害」、DSM-5では[[神経発達症]]となる。