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[[File:US-MarshallPlanAid-Logo.svg|280px|thumb|マーシャル・プランに基づく援助物資を識別するために使用されたロゴ。「欧州復興のため、アメリカ合衆国により供給」と記されている。]]
'''マーシャル・プラン
== 概要 ==
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マーシャル・プランは一般に、アメリカ史上屈指の成功を収めた対外政策と見做され、マーシャルは計画を推進した功績によって[[ノーベル平和賞]]を受賞した。しかし、[[経済史]]の分野ではその経済効果を疑問視する見解が出され、議論を呼んでいる。外交史的見地からは、従来は[[反共主義|反共]]政策としての側面が強調される傾向にあったが、新たな視点からの研究成果も現れている。
一方[[中華民国]]・[[大韓民国]]にもアメリカは中国と南朝鮮の工業及び農業改革の復興を援助する計画をしていたが、中国は[[蒋介石]]がマーシャル将軍の調停した国共停戦協定を無視して[[中国共産党]]への軍事攻勢を行ったことでアメリカの[[ハリー・S・トルーマン]][[アメリカ合衆国|大統領]]は「中国の内戦に巻き込まれることを避けつつ、中国国民が中国に平和と経済復興をもたらすのを援助する」だけであるとして中国に派遣していたマーシャル将軍の召喚と中国内戦からのアメリカの撤退を表明し、結果として[[中華人民共和国]]が建国することになり、計画は破綻した。同時に大韓民国も朝鮮半島情勢悪化理由に計画は断念した。
[[Image:Marshall Plan.svg|right|thumb|260px|マーシャル・プランの受益国を示す地図。青いグラフは、各国が受けた援助の相対量を示す]]
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