「カレリア労働コミューン」の版間の差分

|日本語国名 = カレリア労働委員会コミューン

|次代1 =自治カレリア自治ソビエト社会主義ソビエト共和国

|次旗1 = Karelian assr flag 1978.svg

'''カレリア労働委員会コミューン'''（CPC）（フィ（カレリアろうどうコミューンランド語 、{{lang-fi|Karjalan työkansan kommuuni）kommuuni}}, {{lang-ru|Карельская трудовая коммуна}}）は、現在の[[カレリア共和国]]の位置に1920年6月8日から1923年7月25日まで存在した[[ロシア・ソビエト連邦社会主義連邦ソビエト共和国]]内の自治地域団体である。

1919年秋、[[フィンランド共産党]]の政治局員[[{{仮リンク|エドワーヴァルド・A・ギュリング]]|ru|Гюллинг, Эдвард}}は、[[フィンランド内戦]]での赤軍の敗北後、カレリア労働委員会コミューンについての提言を[[ウラジーミル・レーニン]]の元へ送った。その提言とは、[[カレリア人]]の自治国家欲求を満たし、東カレリアを主張することによってフィンランドの領土主張の根拠をなくし、[[スカンジナビア]]諸国への革命の輸出のための架け橋を作る、という3つの問題を解決するために、カレリアに社会主義国家を建設する、というものであった。

1920年6月8日の[[全ロシア中央執行委員会]]の命令に基づいて、[[カレリア革命委員会]]が[[カレリア労働委員会]]の国家コミューンの一時的な最高機関として設立された。委員会は、[[エドワード・ギュリング]]（委員長）、[[ヴァシリー・クジエフ]]とヤッコ・マキで構成された。

1920 年10月14日、ソビエト・フィンランド間で[[タルトゥ平和条約]]が締結され、[[第一次ソ連ビエト・フィンランド戦争]]が終結した。フィンランドはカレリアの2つの国境地域（レボルスカヤとポロソゼルスキ）を割譲した。戦争が終結した後、ソビエト政府はフィンランドから割譲したレボルスカヤとポロソゼルスキを[[カレリア労働委員会]]コミューンに加えた。 =

1921年2月11日から19日にかけて、第1回全カレリア・ソビエト議大会が開催されました 。これは、カレリアの労働委員会コミューンによる最初の憲法上の最高権力機関であった。議ソビエト大会には144名の代表が出席した。議大会は、カレリア労働委員会コミューンの最高権力機関であるカレリア地方州ソビエト執行委員会の結成を採択し、議会は25人のカレリア地方執行委員会の委員を選出した。初代議長にはエドワード・ギュリングが選出された。

1923年7月25日の全ロシア中央執行委員会および人民委員会議の委員会令布告第51号により、カレリア労働委員会コミューンは[[{{仮リンク|自治カレリア自治社会主義ソビエト社会主義共和国]]|ru|Автономная Карельская Социалистическая Советская Республика}}に移行した。