「中性脂肪」の版間の差分
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モノグリセリド(モノアシルグリセロール)、ジグリセリド(ジアシルグリセロール)、[[トリグリセリド]]([[トリアシルグリセロール]])を総称して'''中性脂肪'''というが、[[血液]]中に含まれる'''中性脂肪'''のほとんどは'''トリグリセリド''' (''Triglyceride''、Triacylglycerol) である。したがって、中性脂肪はトリグリセリドと同義とする場合も多い。'''TG'''、TAGまたは'''Trig'''という略号で記されることが多い。[[脂肪酸]]と[[グリセリン]](グリセロール)
[[生活習慣病]]における中性脂肪の扱いは複雑で、一時期は完全に無視されるに至ったこともあった。つまり[[リポ蛋白|LDLコレステロール]](悪玉コレステロール)や[[リポ蛋白|HDLコレステロール]](善玉コレステロール)が重要とされ、中性脂肪は軽視された。人間の体内の中性脂肪が1000 mg/dL を超えると、急性膵炎のリスクが上昇すると考えられており、それさえ抑えればよいと考えられた。
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