「違法ダウンロード」の版間の差分

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違法ダウンロードへの改名提案
タグ: 2017年版ソースエディター
コメントアウト部分、出典付記の見込み無しとして除去。-{{独自研究}}
タグ: 2017年版ソースエディター
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{{改名提案|違法ダウンロード|date=2020年5月}}
{{出典の明記| date = 2018年8月}}
{{独自研究|date=2018年8月17日 (金) 17:28 (UTC)}}{{Law|地域=該当節国内}}
'''ダウンロード違法化'''(ダウンロードいほうか)は、[[違法]]に[[アップロード]]された[[コンテンツ]]を[[ダウンロード]]([[複製]])する行為を法律に違反する行為と規定することである。
 
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==== ダウンロード違法化後 ====
[[File:L mark.svg|thumb|100px|Lマーク]]
2010年1月1日に施行された著作権法の改正により、違法な[[インターネット配信]]による音楽・映像を違法と知りながらダウンロード(複製)することが、私的使用目的でも権利侵害(著作権法違反)となった<ref>{{Cite web|url=http://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/hokaisei/h21_hokaisei/pdf/21_houkaisei_horitsu_gaiyou.pdf|title=著作権法の一部を改正する法律の概要|publisher=文化庁|page=4|accessdate=2015-10-15}}</ref>。<!-- 出典なしのため削る:この改正を機に、以後発売されたコンピュータゲームで起動時に「ゲームソフトを複製・アップロードすることは違法である」、「(違法であることを知りながら)ダウンロードするのは処罰の対象になる」旨の注意書きが表示されるようになった。 -->
<!--著作権法は、対象を有償で提供されている商用の著作物のみに限定しているわけではない。無償の音楽・映像という著作物(例えば、無償のデジタル方式のテレビ・ラジオ番組のコンテンツ)でも違法(著作権を侵害してアップロードされている)と知りながらダウンロード(複製)することも著作権法違反となる。違法性と刑罰対象の問題を混同して説明しているので、コメントアウトとしておく。--><!--
基本的に、一般に市販されている商用の[[著作物]](有償著作物)が、プロモーションなどの試供品提供の目的以外で無償でダウンロードできることはない。[[クリエイティブ・コモンズ ]]などにより正規に配布されている著作物や[[#エルマーク|エルマーク]]などで明示的に販売・配布が許諾されている旨を表示しているサイトを除けば、違法に公開されている疑いがある。違法であるかどうか明確でない場合には、市販されている商用の著作物であるため、該当する著作物の発売元に確認するといった方法がある。一方で、市販されている商用の著作物以外の著作物については、「合法的にアップロードされたもの」かを個人で判断するのは難しく、違法であるかどうかの確認方法が提供されていないことがほとんどである。そのため、ダウンロード違法化では、有償で提供されている商用の著作物が対象になっており、その他の著作物は対象になっていない。-->
 
{{Anchor|エルマーク|}}日本国内向けの音楽・映像配信については、レコード会社と映像製作会社が正規に提供するコンテンツを配信するサイトに対して、一般社団法人[[日本レコード協会]]は、登録番号を発行するとともに[[エルマーク]]を発行している<ref>[http://www.riaj.or.jp/shikibetsu/ エルマークについて|一般社団法人日本レコード協会]</ref>。エルマークが提示されていなかったり、登録番号が明示されていなかったりした場合、少なくとも、[[著作物]]の販売を委託されている[[著作権#類似の権利|著作隣接権]]者の団体である日本レコード協会から許諾されていないサイトであり、日本レコード協会に所属している団体に著作物の販売を委託している[[著作権者]]の音楽・映像については、違法に公開されているものである可能性が高い。なお著作物によっては、日本レコード協会ではなく、一般社団法人[[日本音楽著作権協会]](JASRAC)などの他の著作権管理団体による登録番号が明示されている場合もある。
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==== 通信の秘密について ====
<!-- 出典がない:違法ダウンロードを取り締まるために、情報機器(PC、スマートフォンなど)やソフトウェア(ウェブブラウザ、メールソフト、ファイル共有ソフトなど)による通信(有線・無線通信)を1台ずつ監視する必要がある。通信を監視することは、すなわち傍受することでもあるため、憲法第21条2項で禁止している「通信の秘密」を侵害しかねない問題を抱えている。 -->
 
インターネットにおける通信に関しては、「[[特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律]]」(プロバイダ責任制限法)により、著作権の侵害についても通信ログや通信を行ったものに関する個人情報の提供を裁判所を介してサービス提供者に求めることができる。著作権者はこれらの個人情報に基づき、著作権の侵害の告発と損害賠償請求を行うことが認められている。なお、著作権を管轄する[[文化庁]]は、権利を濫用せず、警告を行っても止めないなどの悪質なケースなどに限って運用するように求めている。
 
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==== アノニマスによる抗議行動 ====
違法ダウンロード刑事罰化が可決してから5日後の2012年[[6月25日]]、[[クラッキング (コンピューター用語)|クラッカー]]集団の[[アノニマス (集団)|アノニマス]]が違法ダウンロード刑事罰化に抗議する内容の声明を発表した<ref>{{Cite web|author=|publisher=[[ITmedia]]|date=2012年6月26日|url=http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1206/26/news064.html|title=Anonymousが日本政府とレコード協会に“宣戦布告” 違法ダウンロード刑事罰化に抗議|accessdate=2012年7月20日}}</ref>。同日ごろから日本政府および日本レコード協会などのウェブサイトに対して[[サイバー攻撃]]を行った<ref>{{Cite web|author=|publisher=[[YOMIURI ONLINE]]|date=2012年6月29日|url=http://www.yomiuri.co.jp/net/security/goshinjyutsu/20120629-OYT8T00918.htm|title=アノニマスの目的は「違法ダウンロード刑事罰化の阻止」|accessdate=2012年7月20日}}{{リンク切れ|date=2015年10月15日}}</ref>。
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アノニマスは、サイバー攻撃の途中、霞ケ浦を霞が関と間違えて攻撃するというミスをおかしたが、この間違いを指摘するコメントに対して、[[Twitter]]にて「昨日は忙しいだった。でもちょっとミスしました。誤爆ごめんな(笑) やっぱり日本語は難しい。でもみんなは優しい。ミスの説明を言いました。 ありがとう。頑張ります。」と発言した<ref>{{Cite web|author=|publisher=[[ジェイ・キャスト|J-CAST]]|date=2012年7月3日|url=http://www.j-cast.com/tv/2012/07/03137893.html|title=サイバー攻撃「アノニマス」霞が関と間違えて霞ヶ浦誤爆―何者か?|accessdate=2012年7月20日}}</ref>。
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日本のアノニマスは、渋谷にて清掃活動をしながら違法ダウンロード刑事罰化について市民に知ってもらうために[[リーフレット]]などを配布するための「[[オフラインミーティング|オフ会]]」を行うと告知した<ref>{{Cite web|author=|publisher=[[ITmedia]]|date=2012年7月2日|url=http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1207/02/news061.html|title=Anonymous、渋谷で“お掃除オフ会”を計画|accessdate=2012年7月20日}}</ref>。告知通り2012年[[7月7日]]に開催され、50人以上が参加し、サイバー攻撃などの過激なものや[[テロ]]行為ではなく、周辺の歩道を清掃活動した<ref>{{Cite web|auhor=池谷勇人|publisher=[[ITmedia]]|date=2012年7月7日|url=http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1207/07/news007.html|title=アノニマス、渋谷にあらわる 第1回清掃オフに50人超|accessdate=2012年7月20日}}</ref>。