「違法ダウンロード」の版間の差分

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2019年~加筆。あまり時間がとれなかったので、内容の吟味とさらなる加筆にご協力ください。
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{{出典の明記| date = 2018年8月}}
{{Law|地域=該当節国内}}
'''ダウンロード違法化'''(ダウンロードいほうか)は、[[違法]]に[[アップロード]]された[[コンテンツ]]を[[ダウンロード]]([[複製]])する行為を法律に違反する行為と規定することである。
 
この項目では、[[著作権]]における[[公衆送信権]]を[[著作権侵害|侵害]]する形で[[アップロード]]されたコンテンツをダウンロード(複製)する行為を違法化およびそのとする、[[刑事罰著作権法]]改正について扱う。
{{main|著作権}}
 
== 各国の状況 ==
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日本のアノニマスは、渋谷にて清掃活動をしながら違法ダウンロード刑事罰化について市民に知ってもらうために[[リーフレット]]などを配布するための「[[オフラインミーティング|オフ会]]」を行うと告知した<ref>{{Cite web|author=|publisher=[[ITmedia]]|date=2012年7月2日|url=http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1207/02/news061.html|title=Anonymous、渋谷で“お掃除オフ会”を計画|accessdate=2012年7月20日}}</ref>。告知通り2012年[[7月7日]]に開催され、50人以上が参加し、サイバー攻撃などの過激なものや[[テロ]]行為ではなく、周辺の歩道を清掃活動した<ref>{{Cite web|auhor=池谷勇人|publisher=[[ITmedia]]|date=2012年7月7日|url=http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1207/07/news007.html|title=アノニマス、渋谷にあらわる 第1回清掃オフに50人超|accessdate=2012年7月20日}}</ref>。
 
==== 適用範囲の拡大 ====
{{節スタブ|date=2020年6月}}
2019年2月25日、文化庁が著作権法の改正案を公開した。この改正案では、それまで違法ダウンロードとなる著作物の範囲としていた「音楽・映像」の限定を解除し、「漫画・書籍・論文・コンピュータプログラム」など、すべての著作物が対象となった<ref>{{Cite web|url=https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/skillup/00009/00047/|title=議論続くダウンロード違法化 何が問題で、どうなりそうか?|accessdate=2020年6月2日|publisher=日経クロストレンド|date=2019年03月12日}}</ref>。しかし、著作権者側から慎重論が出ていたことなどから、関係者の理解を得られていないとして、政府は3月13日に改正案の提出を見送った<ref>{{Cite web|url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO42391180T10C19A3MM0000/|title=ダウンロード規制見送り 著作権法改正案提出せず|accessdate=2020年6月2日|publisher=日本経済新聞|date=2019年3月13日}}</ref>。文化庁は同年9月に[[パブリックコメント]]を実施し、そこで出た意見を踏まえ、11月には適用範囲の見直しを行う方針を示した<ref>{{Cite web|url=https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1912/03/news137.html|title=違法ダウンロード規制拡大、「スクショ」「軽微なもの」は対象外に? 文化庁、パブコメ踏まえた方針発表|accessdate=2020年6月2日|publisher=ITmedia|date=2019年12月3日}}</ref>。
 
2020年3月10日、上述の問題点を修正した改正案が閣議決定され、第201回通常国会に提出された<ref>{{Cite web|url=https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/hokaisei/r02_hokaisei/|title=令和2年通常国会 著作権法改正案について|accessdate=2020年6月2日|publisher=文化庁}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://www.mext.go.jp/b_menu/houan/an/detail/mext_00001.html|title=著作権法及びプログラムの著作物に係る登録の特例に関する法律の一部を改正する法律案|accessdate=2020年6月2日|publisher=文部科学省}}</ref>。
 
=== ドイツ ===
[[ドイツ]]では[[2007年]]([[2008年]][[1月1日]]施行)の法改正により明文化された。ただしドイツでは、[[2003年]]の法改正により「違法な複製からの再複製」は違法となっていたため、もともとダウンロードは違法だったとする説もある。しかし、2003年の改正では「適法に作成されているが、無断でアップロードされた複製からの再複製」は違法とならない可能性があった。このため、2007年の改正により、違法な複製からの再複製に加え、違法に公衆提供された複製からの再複製も違法であることが明確化された{{Sfn|前橋奈保子|2012|p=6-7}}。
 
=== スイス ===