「阿弥陀ヶ峰」の版間の差分

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|山系 = [[東山 (京都府)|東山]] 桃山丘陵<ref name="京都東南地域の地質">産業技術総合研究所 地質調査総合センター [https://www.gsj.jp/data/50KGM/PDF/GSJ_MAP_G050_11040_2013_D.pdf 京都東南地域の地質]</ref>
|種類 = 円錐状(海成粘土層・砂礫層の積層地質)
|地図 = {{location map|Japan Kyoto city2|lat_deg= 34|lat_min= 59|lat_sec= 16.9|lat_dir=N
|lon_deg= 135|lon_min= 47|lon_sec= 6.96|lon_dir=E}}
}}
'''阿弥陀ヶ峰'''(あみだがみね)は、[[京都府]][[京都市]][[東山区]]の[[東山 (京都府)|東山]](桃山丘陵<ref name="京都東南地域の地質" />)にある山で、東山三十六峰のひとつに数えられる。
 
山名は、天平年間(729-749)に行基が阿弥陀如来を安置したことに由来する<ref name="京都観光Navi">京都市観光協会 京都観光Navi [https://ja.kyoto.travel/glossary/single.php?glossary_id=446 阿弥陀ヶ峰]</ref>。周辺は、古くより葬送の地「[[鳥辺野]](とりべの)」として有名で、京都の三大墳墓地のひとつでもある。現在も東麓には[[京都市中央斎場]]がある。また、山頂からは京都盆地を一望できると共に、[[洛中]]と[[山科区|山科]]を結ぶ[[渋谷街道]]が北麓を通過しているため<ref>京都通百科事典 [https://www.kyototuu.jp/Geography/MountAmidagaMine.html 阿弥陀ヶ峰]</ref>、戦略上の要地でもある。[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]には山頂付近に[[阿弥陀ヶ峰城 (京都市)|阿弥陀ヶ峰城]]が築かれていた。山頂には[[豊臣秀吉]]を祀る五輪石塔が、登山口のある西麓には[[豊国廟]]、さらに1kmほど西には[[豊国神社 (京都市)|豊国神社]]が築かれている。
 
阿弥陀ヶ峰の西麓には[[京都女子大学]]があり、キャンパス北側を通る通称「女坂」が山頂へ続く登山道となっている。また、阿弥陀ヶ峰周辺の国有林は、森林環境教育の活動フィールドとして活用される「京女 鳥部の森」に指定されている<ref>京都大阪森林管理事務所 [https://www.rinya.maff.go.jp/kinki/kyoto/information/katudo_hokoku/201007kyouzyo-yuyunomori/201007kyouzyo-yuyunomori.html 京都女子大学と「遊々の森」協定を締結―「京女 鳥部の森」を設定―]</ref>。この「森」がある東麓を[[京都一周トレイル]]が通っているが、そちら側より直接山頂に登る山道は設定されていない。
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== アクセス ==
* [[京阪本線]][[七条駅]]より東へ1.4kmの位置に豊国廟登山口がある。登山口から山頂まで565段の石段<ref name="京都観光Navi" />である。
* JR[[京都駅]]・阪急京都線[[京都河原町駅]]・京阪本線[[七条駅]]から京都女子大学前(豊国廟)まで、[[プリンセスライン]]の路線バスが運行されている。(女子学生以外も乗車可能な一般路線バスである)
 
== 参考文献 ==