「マルチリンク式サスペンション」の版間の差分

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[[ダブルウィッシュボーン]]が二次元の扇型内に運動を拘束された上下二つのサスペンションアームによって構成されるのに対し、マルチリンクは三次元の円錐内を自由に運動する数本のアームから成る。全てのアームが物理的に離れた存在となることで配置の自由度が増し、よりきめ細やかなセッティングを出すことが可能となる。
 
また、数本のアームによって[[アップライト]]支持することによって[[サスペンションジオメトリー|ジオメトリー]]変化を厳密に管理でき、タイヤを路面に正しく接地させる能力に秀でている。そのため、{{要説明範囲|高エネルギー領域|date=2020年6月}}{{要説明範囲|で不安定になりやすい高性能[[二輪駆動|FF車]]|date=2020年6月}}や、ハイパワー後輪駆動車のトラクションを確保する目的でリアサスペンションに採用されることが多い。
 
各アームの長さと角度がまちまちなため、ゴムブッシュの変形量を含め、設計が悪い場合は、スカッフィング(ストローク時のトレッド変化により、タイヤが路面を左右方向にこすること)が大きい、動きが渋い、入力とは異なる方向へ車体を揺らすなどの弊害が出る。