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アリストテレス主義について
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==影響==
[[古典古代]]末期の哲学者たちでアリストテレスに注釈をつけたのは、[[6世紀]]の[[アのシンプリキオス]]([[:en:Simplicius of Cilicia|Simplicius of Cilicia]])、[[ボエティウス]]などである<ref>{{cite SEP |url-id=aristotle-commentators |title=Commentators on Aristotle |last=Falcon |first=Andrea}}</ref>。それ以降、アリストテレスの著作は西洋ではほとんど失われたが、東洋ではなお保持されて、初期の[[イスラーム哲学]]に取り込まれた。イスラーム哲学の逍遙学派の哲学者には、[[キンディー]]、[[ファーラービー]]、[[イブン・スィーナー]]、[[イブン・ルシュド]]らがいる。
 
[[12世紀]]になると、アリストテレスの著作がイスラーム経由でラテン語に翻訳され、[[トマス・アクィナス]]などにより[[スコラ学]]が興り、イブン・ルシュドの注釈、イブン・スィーナーの『[[治癒の書]]』とともにアリストテレスの著作が取り入れられた。