「全米オープン (テニス)」の版間の差分

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| Country = {{Flagicon|USA}} アメリカ合衆国
| Venue = [[USTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センター]]
| Surface = 芝 / 屋外<br />(1881–1974) <br />クレー / 屋外<br />(1975–1977) <br />ハード([[デコターフ]]) / 屋外<br />(1978–現在)
| Men Draw = 128S / 128Q / 64D
| Women Draw = 128S / 128Q / 64D
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| Notes =
}}
'''全米オープン'''(英語:''US Open'')は、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]・[[ニューヨーク]]市郊外にある[[フラッシング・メドウズ・コロナ・パーク|フラッシング・メドウ]]の[[USTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センター]]を会場として、毎年8月の最終月曜日から2週間の日程で行われる[[グランドスラム (テニス)|4大国際大会]]の一つである。{{要出典範囲|観客動員数や賞金総額はテニス競技大会で最大である|date=2020年4月}}。主催および運営は[[全米テニス協会]](USTA)<ref>{{citeweb|url=https://www.usta.com/en/home/about-usta/who-we-are/national/how-the-usta-works-for-you.html|title=How the USTA works for you|website=usta.com|accessdate=2019-06-15}}</ref>
 
|}<br />[[ファイル:ArthurashestadiumArthur_Ashe_Stadium_with_the_roof_closed_(32938595438).jpg|250px|thumb|全米オープンのセンターコート。「アーサー・アッシュ・スタジアム」の名前がある]]
 
== 歴史 ==
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[[1968年]]、全米選手権にプロ選手への開放を示すオープン化措置が実施され、全米オープンが誕生した。この大会から会場が再びウェストサイド・テニスクラブにまとめられ、以降5部門共催が続く。[[1975年]]、イレギュラーバウンドが不評であった天然芝コートが、Har-Tru グリーンクレー(緑土、アメリカンクレー)コートに変更された。
 
やがて、年々増加する観客の収容にウェストサイド・テニスクラブが対応しきれなくなり、全米テニス協会は会場の移転を決断。当時、協会会長を務めていたウィリアム・ヘスター(William Hester)の命を受けて、[[1977年]]に[[ニューヨーク]]・[[クイーンズ区]]のフラッシング・メドウにUSTAナショナルテニスセンターを建設。サーフェスもクレーコートからハードコートに変更した上で翌[[1978年]]に会場を移転した。<!-- この様に、全米オープンは現在に至るまで変遷に富んだ道のりを歩んできた。開催地や会場のみならず、サーフェスについてもグラス(〜[[1974年全米オープン (テニス)|1974年大会]])→グリーンクレー([[1975年全米オープン (テニス)|1975年大会]]〜[[1977年全米オープン (テニス)|1977年大会]])→ハード([[1978年全米オープン (テニス)|1978年大会]]〜)と2度の変更が加えられており、これは4大国際大会で全米オープンだけである。 --><!--詳細な点が分かる方の加筆を歓迎します-->
 
[[1997年]]、USTAナショナル・テニス・センターに、新しく2万人以上を収容できる世界最大のテニス・スタジアムが建設され、全米オープン初代優勝者の名を取って[[アーサー・アッシュ・スタジアム]]と命名された。[[1996年]]までセンター・コートとして用いられたコートには{{仮リンク|ルイ・アームストロング・スタジアム|en|Louis Armstrong Stadium (1978–2016)}}と名付けられた。
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![[2010年全米オープン (テニス)|2010年]]
|{{Flagicon|ESP}} [[ラファエル・ナダル]]||{{Flagicon|BEL}} [[キム・クライシュテルス]]||[[ラファエル・ナダル|ナダル]]が、キャリア・グランドスラム達成(「24歳102日」は、オープン化以降では最年少の記録)<ref>{{citeweb|url=https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2010/09/15/kiji/K20100915Z00002090.html|title=ナダル全米初V 史上7人目生涯グランドスラム|website=sponichi.co.jp|date=2010-09-15|accessdate=2020-06-15}}</ref>
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![[2011年全米オープン (テニス)|2011年]]
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![[2013年全米オープン (テニス)|2013年]]
|{{Flagicon|ESP}} [[ラファエル・ナダル]]||{{Flagicon|USA}} [[セリーナ・ウィリアムズ]]||大会日程が史上最長の15日間となった{{要出典|date=2020年6月}}
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![[2014年全米オープン (テニス)|2014年]]
|{{Flagicon|CRO}} [[マリン・チリッチ]]||{{Flagicon|USA}} [[セリーナ・ウィリアムズ]]||[[錦織圭]]が男子シングルスでアジア選手として初の決勝進出<ref>{{citeweb|url=https://www.nikkei.com/article/DGXLASFK07H04_X00C14A9000000/|title=錦織「落ち着いている」 日本男子シングルス初の決勝は11年ぶりに[[BIG4 (テニス)進出|BIG4]]以外の対戦website=nikkei.com|date=2014-09-07|accessdate=2020-06-15}}</ref>
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![[2015年全米オープン (テニス)|2015年]]
|{{Flagicon|SRB}} [[ノバク・ジョコビッチ]]||{{Flagicon|ITA}} [[フラビア・ペンネッタ]]||フラビア・ベンネッタは優勝後、引退を突如宣言した。
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![[2016年全米オープン (テニス)|2016年]]
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![[2018年全米オープン (テニス)|2018年]]
|{{Flagicon|SRB}} [[ノバク・ジョコビッチ]]||{{Flagicon|JPN}} [[大坂なおみ]]||大坂が日本選手初となるシングルスでの4大大会優勝<ref>{{citeweb|url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35153150Z00C18A9000000/|title=大坂が日本勢初の四大大会制覇 全米テニス|website=nikkei.com|date=2018-09-09|accessdate=2020-06-15}}</ref>
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![[2019年全米オープン (テニス)|2019年]]
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== 記録 ==
 
=== 優勝回数ランキング ===
 
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| {{flagicon|SUI}} '''[[ロジャー・フェデラー]]
|}
|}<br />[[ファイル:Arthurashestadium.jpg|250px|thumb|全米オープンのセンターコート。「アーサー・アッシュ・スタジアム」の名前がある]]
 
== テレビ放送 ==
2019年現在、アメリカでは[[ESPN]]が、日本では[[WOWOW]]が放送している<ref>{{citeweb|url=https://www.usopen.org/en_US/about/tv_intl.html|title=International TV Schedule|website=usopen.org|accessdate=2020-04-25}}</ref>。2015年以降、ESPNがアメリカでの独占放映権を獲得。1968年よりシングルス決勝などを放送していた[[CBS]]は、2014年大会を最後に撤退した<ref>{{citeweb|url=https://www.nytimes.com/2013/05/17/sports/tennis/ending-an-era-the-us-open-will-move-to-espn.html|title=ESPN Set to Take Over Full Coverage of U.S. Open Tennis|website=nytimes.com|date=2013-05-16|accessdate=2020-04-25}}</ref><ref>{{citeweb|url=https://www.espn.com/tennis/story/_/id/9282167/us-open-tennis-espn-exclusively-starting-2015|title=US Open tennis on ESPN exclusively starting in 2015|website=espn.com|date=2013-05-17|accessdate=2020-04-25}}</ref>。<!-- [[日本]]では[[1979年]]から[[1983年]]までは[[NHK総合テレビジョン|NHK総合テレビ]]が独占放送したが、[[1987年]]から2004年まで[[TBSテレビ|TBS]]が制作を務めており、JNN系列全国28局ネットで放送していた。<ref>かつては秋田の[[秋田放送]]と愛媛の[[南海放送]]でも放送されていた。</ref>セールスはテレ・プランニング・インターナショナルとビデオプロモーションが担当しており、[[ゴルフ]]の[[マスタズ・トーナメント]]と同様、[[アナウンサー]]の[[提供クレジット|提供コメント]]なしで放送していた。[[1992年]]からは[[WOWOW]]が放映権を持っている。 -->
2019年現在、アメリカでは[[ESPN]]が、日本では[[WOWOW]]が放送している<ref>{{citeweb|url=https://www.usopen.org/en_US/about/tv_intl.html|title=International TV Schedule|website=usopen.org|accessdate=2020-04-25}}</ref>。
 
2015年以降、ESPNがアメリカでの独占放映権を獲得。1968年よりシングルス決勝などを放送していた[[CBS]]は、2014年大会を最後に撤退した<ref>{{citeweb|url=https://www.nytimes.com/2013/05/17/sports/tennis/ending-an-era-the-us-open-will-move-to-espn.html|title=ESPN Set to Take Over Full Coverage of U.S. Open Tennis|website=nytimes.com|date=2013-05-16|accessdate=2020-04-25}}</ref><ref>{{citeweb|url=https://www.espn.com/tennis/story/_/id/9282167/us-open-tennis-espn-exclusively-starting-2015|title=US Open tennis on ESPN exclusively starting in 2015|website=espn.com|date=2013-05-17|accessdate=2020-04-25}}</ref>。
<!--[[日本]]では[[1979年]]から[[1983年]]までは[[NHK総合テレビジョン|NHK総合テレビ]]が独占放送したが、[[1987年]]から2004年まで[[TBSテレビ|TBS]]が制作を務めており、JNN系列全国28局ネットで放送していた。<ref>かつては秋田の[[秋田放送]]と愛媛の[[南海放送]]でも放送されていた。</ref>セールスはテレ・プランニング・インターナショナルとビデオプロモーションが担当しており、[[ゴルフ]]の[[マスタズ・トーナメント]]と同様、[[アナウンサー]]の[[提供クレジット|提供コメント]]なしで放送していた。[[1992年]]からは[[WOWOW]]が放映権を持っている。-->
 
==脚注==
{{Reflist|2}}
 
== 関連項目 ==
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== 外部リンク ==
{{Commonscat|U.S.US Open (tennis)}}
* [https://www.usopen.org/index.html 全米オープンテニス公式サイト]{{en icon}}
* [https://www.usta.com/ 全米テニス協会公式サイト]{{en icon}}