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現在、教皇の不在時([[使徒座空位]])における対応を定めているのは[[1996年]]の[[ヨハネ・パウロ2世]]による教皇文書『ウニベルシ・ドミニチ・グレギス』である。それによれば教皇不在時には[[首席枢機卿]]を中心に枢機卿団が集団指導制によってバチカン市国とカトリック教会全体を指導する。しかし[[教会法]]では教皇不在時になんらかの重大な決定や変更を枢機卿団だけで行うことは禁止されている。教皇の承認を必要とする決定は新教皇の着座まで保留される。
 
教皇の死の確認に関しては、首席枢機卿が教皇の本名を三度呼び、銀のハンマーで額を三度たたくという方法によるとされていたが、あまりに時代錯誤であると批判の対象になっていた。但しこの半世紀の間、実際にこの方法が用いられたことは無いとされ、医師による科学的知見に基づいた死が確認された後に「伝統的な儀式」として行われ、この時点で首席枢機卿が教皇の右手から[[指輪]][[印章]]「{{仮リンク|[[漁師の指輪|en|Ring of the Fisherman}}]]」を外す。
 
[[パウロ6世]]の場合は、晩年になって自ら指輪をはずしていたが、通常は教皇の死去時に指輪がはずされる。指輪には教皇の印章が彫られているため、悪用を防ぐために破壊されることになっている。