「カトリック教会の性的虐待事件」の版間の差分

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オーストラリアで行われた聖職者による性的虐待については、教会による事実隠蔽の疑惑が渦巻く中、被害者両親から教皇に対し謝罪要求が行われていたが<ref>[http://www.afpbb.com/article/life-culture/religion/2419429/3138583 カトリックの聖職者による性的虐待の被害者両親、ローマ法王に謝罪を要求](2008年07月18日 07:43 AFPBB News)</ref>、オーストラリアを訪問した教皇ベネディクト16世は[[2008年]][[7月]]、[[シドニー]]で行われた[[ミサ]]において、オーストラリアで発生した聖職者による未成年者への性的虐待事件につき、全面的に謝罪、聖職者によるケアを指示し、犯罪者に対する厳正な法による処罰を求めた<ref name="AFP20080719" />。
 
2018年5月、メルボルンの治安判事裁判所にはローマ法王庁の財務長官を務める[[ジョージ・ペル]] (George Pell) 枢機卿を複数の性的暴行容疑について陪審裁判にかける判断を下した。2020年4月7日、オーストラリアの最高裁判所は有罪判決を覆し、全会一致で無罪判決を下した<ref>{{Cite news|title=豪最高裁、ヴァチカン元高官に逆転無罪 児童性的虐待で受刑中|url=https://www.bbc.com/japanese/52195222/47354508|publisher=bbc.com|date=2020-04-07|accessdate=2020-04-07}}</ref><ref>{{Cite news|title=ペル枢機卿、無罪に、豪最高裁、全会一致で|url=https://www.vaticannews.va/ja/church/news/2020-04/il-cardinale-pell-prosciolto-dalle-accuse.html|publisher=vaticannews.va
|date=2020-04-07|accessdate=2020-04-08}}</ref><ref>{{Cite news|title=ペル枢機卿:教皇庁、豪最高裁判決を好意的に受け止め|url=https://www.vaticannews.va/ja/vatican-city/news/2020-04/comunicato-sala-stampa-sentenza-cardinale-pell.html|publisher=vaticannews.va
|date=2020-04-07|accessdate=2020-04-08}}</ref>。ペル枢機卿はオーストラリアのカトリック教会で最高位、法王庁でも3番目の地位にある。
 
=== ギリシャ ===
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[[日本]]では、男性(公表当時62歳)が実名での性的虐待被害を告発した。[[児童養護施設]]「東京サレジオ学園」に在園していた小4の時に元園長のトマス・マンハルド神父から1年間にわたって性的虐待を受けたという<ref>{{cite news |title=カトリック神父が少年に性的虐待 東京サレジオ学園で2人の元園児が被害を訴えていた |author=広野真嗣 |newspaper=文春オンライン |date=2019-02-19 |url=https://bunshun.jp/articles/-/10781 |accessdate=2019-04-28}}</ref>。
2020年6月、国内の被害者たちが長崎市内で集会を開き、被害者の会の設立を宣言した<ref>{{Cite news|title=カトリック聖職者の性的虐待 被害者の会設立を宣言 長崎|url=https://this.kiji.is/647623492256367713?c=174761113988793844|publisher=長崎新聞社|date=2020-06-22|accessdate=2020-06-27}}</ref>。
 
== 脚注 ==