「中華人民共和国香港特別行政区国家安全維持法」の版間の差分

 

=== 香港市民の世論 ===

*中国政府へ批判的な言論活動への締め付けがさらに強化されることになり、「一国二制度」の形骸化だとして懸念の声が強まっている<ref name=":2">{{Cite web|title=香港国家安全維持法案 “治安機関を香港に” 市民から懸念の声|url=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200621/k10012478601000.html|website=NHKNEWSWEB|date=2020-6-21|language=ja|accessdate=2020-6-21|archiveurl=http://archive.ph/vimfM|archivedate=2020-6-21}}</ref>。

*[[5月31日]]、[[ジャッキー・チェン]]ら2000人を超える香港の芸能関係者が連名で「国家安全法制」の導入支持を表明した。支持を表明しなければ中国で活動ができなくなるためだろうという推測もある<ref>{{Cite web|title=ジャッキー・チェンさんら、国家安全法制への支持表明：朝日新聞デジタル|url=https://www.asahi.com/articles/ASN505WQQN50UHMC00N.html|website=朝日新聞デジタル|accessdate=2020-05-31|language=ja}}</ref>。

 

=== 国際世論 ===

* {{UK}} - [[英領香港]]の最後の[[香港総督|総督]]を務めたイギリスの[[クリストファー・パッテン]]貴族院議員は「中国は新たな形で独裁政治を進めている。香港の市民は裏切られた。つまり中国は信頼に足る相手でないことを（自ら）証明したわけだ」<ref name="NEWSWEEK20200525">{{cite news|url=https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/05/post-93498.php|title=「イギリスが香港のために立ち上がらないことこそ危機だ」パッテン元総督|date=2020年5月25日|work=NEWSWEEK|accessdate=2020-06-01}}</ref>、などと発言。[[英中共同声明|英中共同宣言]]に違反する可能性にも言及した<ref name="asahi20200525">{{cite news|url=http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKBN2300W4.html|title=中国の香港国家安全法、G7サミットで議論を＝元英香港総督|date=2020年5月24日|work=朝日新聞|accessdate=2020-06-01}}</ref>。

{{seealso|クリストファー・パッテン#香港への「国家安全法」適用をめぐって}}

*{{CAN}} - 5月28日、共同声明を発表<ref name=":1" />。

*{{AUS}} - 5月28日、共同声明を発表<ref name=":1" />。

*{{PRK}} - [[外務省 (朝鮮民主主義人民共和国)|北朝鮮外務省]]の報道官が[[朝鮮中央通信]]の質問に対して、アメリカなどの共同非難声明を「外部勢力と追随勢力の陰謀」と非難し、「香港問題は徹底的に中国の内政に属する問題として、いかなる国や勢力もそれに対してどうのこうのと言う権利がなく、われわれは香港の安定と社会経済発展を阻害する外部の干渉行為に断固反対、排撃する」と述べ、中国政府を支持した<ref>{{Cite web|title=「外部勢力と追随勢力の陰謀」北朝鮮外務省、香港問題で中国を支持|url=https://dailynk.jp/archives/131911|website=デイリーNK|date=2020-05-30|accessdate=2020-05-30}}</ref>。

 

== 関連項目 ==

* [[中華人民共和国国家安全法]]

{{DEFAULTSORT:ちゆうかしんみんきようわこくほんこんとくへつきようせいくこつかあんせんいしほう}}

[[Category:中華人民共和国の法律]]

[[Category:刑事手続法]]

[[Category:2020年の法]]