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{{出典の明記|date=2014-11-26}}
'''サンドブラスト'''([[英語]]:sandblasting)もしくは'''砂吹き'''(すなふき)とは、[[ショット・ブラスト]]の一種で、表面に砂などの[[研磨材]]を吹き付ける加工法のことである。[[工業]]的技術。[[1870年]]、[[船舶]]用の[[錆]]取り用として[[アメリカ合衆国]]のティルマン(B.C.Tilghman)により考案された。
 
== 概要 ==
主に、[[コンプレッサー]]による圧縮空気に研磨材を混ぜて吹き付けるが、細かい部品を加工する際には、より大量の研磨材を効率よく吹き付けるために'''サンドブラスター'''('''砂吹き機''')という作業箱の中で加工する。
 
サンドブラストのサンドとは砂を意味するが、元々は砂(sand) (sand) が風(blast) (blast) で飛び、擦れて岩などが削れてゆく様を見て発明されたという説がある。
 
錆取り・塗装剥がし・下地処理のほか、近年では、[[回路]]・[[集積回路|IC]]・[[電子部品|電子]]・電気等の部品・配線加工などで使われる。また、[[鋳物]]、[[陶磁器]]、[[ガラス工芸]]品、石材などに表面処理、装飾、彫刻を施す為にも用いられる。
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大型加工では、古い[[オートバイ]]の[[内燃機関|エンジン]]ブロックを丸ごとサンドブラストに掛け、新車当時の輝きを取り戻すサービスを提供する業者も存在する。
 
サンドブラストに使われるサンド(研磨材)には元々は硅砂などが多用されていたが、近年はアルミナやガラスビーズなどが多く使用されている。他にナイロンなどの樹脂系やクルミの殻や桃の種などの植物系もあり、用途も多様化している。
また、サンドブラストは削ったり叩き落す用途が最も多いが、近年では磨きに使われることもある。