「樹洞」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
→洞の形成: 脱字 は |
→洞の形成: 誤字脱字の修正 |
||
28行目:
●樹勢に大きなダメージがかかり、幹への腐朽が更に進行しそうになった場合、ダメージを受けた時点の木部の外側である晩材に形成される。
<ref>{{Cite book|title=E de wakaru jumoku no chishiki.|url=https://www.worldcat.org/oclc/825140746|publisher=Kodansha|date=2012.6|isbn=978-4-06-154763-6|oclc=825140746|others=Hori, Taisai, 1947-, 堀, 大才, 1947-}}</ref> 35 ⟶ 38行目:
広葉樹において、枝元直径10cm以上の枝を、枝の又にある皺から15cm以上の長さの切り残し（スタブカット）を切り残すことで、癒合を阻害して、切り残し部分の腐朽によってブランチホールを形成させ、樹洞営巣性動物の生息場所とすることができる。
スタブカットは葉からの栄養を得ることができず枯れ、枯れ枝を包むようにトランクカラーが盛り上がって成長するが、スタブカットの先端までトランクカラーが成長した場合、もしくはその前にスタブカットが腐朽した場合、その位置でトランクカラーが内側に巻き込み、窓枠材（ラムズホーン）が形成される。
スタブカットの先端側に小枝が出た場合、その都度芽掻きをして小枝を除去するメンテナンスが必要である。
44 ⟶ 47行目:
●健全な広葉樹において、スタブカットを切り残した場合、空洞化する腐朽部分の最大内径は、スタブカット切断時のコレクトカットの位置の枝元直径となる。
●スタブカットの先端側は、形成されるラムズホーンの成長に従って、樹洞の入口
●ラムズホーンの幹側の内径は、スタブカットの先端、もしくはスタブカットが腐朽した
●樹洞の長さは、コレクトカットの位置もしくは枯枝の組織が差し込む擂鉢状の形に形成される防御層の位置
== 洞を隠れ場所にする動物 ==
| |||