「トゥー・ヴァージンズ」の版間の差分

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このアルバムで最も有名なのはその内容ではなく、制作中の出来事に関連して、レノンとオノが一糸纏わぬ姿で写ったジャケット写真である。これは当時2人が同棲生活を送っていた、[[リンゴ・スター]]が所有していたアパートで撮影された。[[陰茎]]を露出したレノンと、[[陰毛]]を露出したオノが写ったこのジャケットは[[イギリス]]や[[アメリカ合衆国]]だけでなく、全世界で大きな物議を醸した。彼が所属していた[[ビートルズ]]は1968年に[[アップル・レコード]]を設立し、以降数年間メンバーはこのレーベルからレコードを発売し続ける。しかし、アップル・レコードのディストリビュート先であった英国の[[EMI]]や米国の[[キャピトル・レコード]]は、ジャケット写真に大きな抵抗感を示してこのアルバム発売を拒否した。そのため、英米では別のレコード会社の傘下でリリースされている。日本では、ビートルズの作品を販売していた[[東芝音楽工業]]をはじめとするあらゆるレコード会社が、[[猥褻]]図書販売の容疑で[[警察]]の手入れを受けてしまうことを恐れたため、結局アルバムが発売されることはなかった。
 
[[1997年]]にライコ・レコードから初めてCD化され、日本でもビデオアーツから発売された(ただし日本盤では、ジャケット写真は顔しか表出されていない)。このリイシューの際に、12曲に分かれていたセクションは「サイド・ワン」と「サイド・トゥー」と名づけられた2つのトラックに統合された。さらに、ボーナス・トラックとしてオノの自作曲「リメンバー・ラヴ」が追加収録されている。
 
[[Category:ジョン・レノン|とぅはあしんす]]