「ジャーニー (バンド)」の版間の差分

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バンドメンバーの間で生じた法的トラブルに関して加筆(ただし係争中のため、バンド側が解雇したとされるメンバーについては元メンバー扱いにせず)。
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| Influences =
| URL =
| Current_members = [[ニール・ショーン]](ギター)<br />[[ジョナサン・ケイン]](キーボード)<br />[[ロス・ヴァロリー]](ベース)<br />[[アーネル・ピネダ]](ボーカル)<br />[[スティーヴ・スミス (ドラマー)|スティーヴ・スミス]](ドラム)<br />[[ランディ・ジャクソン (プロデューサー)|ランディ・ジャクソン]](ベース)<br />[[ナラダ・マイケル・ウォルデン]](ドラム)
| Past_members = プレイリー・プリンス(ドラム)<br />ジョージ・ティックナー(2ndギター)<br />[[エインズレー・ダンバー]](ドラム)<br />ロバート・フライシュマン(ボーカル)<br />[[グレッグ・ローリー (ミュージシャン)|グレッグ・ローリー]](キーボード)<br />[[スティーヴ・ペリー]](ボーカル)<br />[[スティーヴ・オージェリー]](ボーカル)<br />[[ジェフ・スコット・ソート]](ボーカル)<br />[[ディーン・カストロノヴォ]](ドラム)<br />('''以下サポートメンバー''')<br />ボブ・グラウブ(ベース)<br />[[ランディ・ジャクソン (プロデューサー)|ランディ・ジャクソン]](ベース)<br />ラリー・ロンディン(ドラム)<br />[[マイク・ベアード]](ドラム)
| Notable_instruments =
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2015年6月14日、ドラマーのディーン・カストロノヴォが[[ドメスティックバイオレンス]]の容疑で逮捕される。その後保釈されたが、禁止されていた相手との接触を繰り返し暴行に及んだとして保釈が取り消され、収監されたことにより、ディーンの解雇が正式に決定した。これにより、同年8月3日までのツアーの残りのアメリカ国内及びカナダでの公演分では、[[オマー・ハキム]]が代役を務めた。
その後、2015年11月26日、[[2016年]]5月から始める北米ツアーでは、1998年に脱退したスティーヴ・スミスがゲストで参加。引き続き[[2017年]]のツアーも帯同し、同年来日公演を開催<ref>[https://www.barks.jp/news/?id=1000137804 ジャーニー、4年ぶりの来日ツアーついに開幕] - BARKS</ref>。
 
しかし、2020年3月、バンドのマネージメント会社の運営を巡るトラブルが原因でニールとジョナサン、ロスとスティーヴの間で確執が生じ、ニールとジョナサンの共同声明を通じて、ロスとスティーヴに対して損害賠償請求を行うことや、二人を今後のバンド活動から永久追放することを宣言した<ref>[https://nme-jp.com/news/86535/ ジャーニー、クーデターを犯したとしてドラマーとベーシストを解雇] - NME Japan</ref>。同年[[5月23日]]には、ロスの後任として『Raised On Radio〜時を駆けて』でサポート参加した[[ランディ・ジャクソン (プロデューサー)|ランディ・ジャクソン]]が正規メンバーとして復帰し、スティーヴの後任として[[ナラダ・マイケル・ウォルデン]]が新たに加わった<ref>[http://amass.jp/134952/ ジャーニー 新ベーシスト&ドラマー発表、新ラインナップのパフォーマンス映像公開] - amass</ref>。
この措置を不服としたロスとスティーヴは、バンドの商標権やパートナーシップに関する条項内容に関する異議を申し立てて、ニールとジョナサンに反訴し、スティーヴ・ペリーや元マネージャーをも巻き込んだ訴訟騒ぎに発展することとなった<ref>{{cite web|url=https://www.businesswire.com/news/home/20200415005691/en/Attorneys-Fire-Cross-Complaint-Lawsuit-Involving-Journey-Bass|title=Attorneys Fire Back with Cross-Complaint in Lawsuit Involving Journey Bass Player Ross Valory|work=Business Wire|date=April 15, 2020|accessdate=June 17, 2020}}</ref> 。
 
== その他 ==
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[[1973年]]結成当時のメンバーには横にUを、[[アルバム]]『エスケイプ』発表当時のメンバーにはEをつけた。また、数字は在籍した期間を表す。
 
=== 20172020年時点での現メンバー===
* '''[[ニール・ショーン]]''' (Neal Joseph Schon) - [[ギター]]、[[コーラス (ポピュラー音楽)|バッキングボーカル]]、([[リード・ボーカル]]) (1973年- ):(U、E)
*: [[1954年]][[2月27日]][[オクラホマシティ]]近郊の[[ティンカー空軍基地]]生まれ。バンド創設以来の中心的メンバー。[[ジミ・ヘンドリックス]]や[[クリーム (バンド)|クリーム]]の楽曲との出会いから、5歳で楽器を弾き始める。彼自身の談によると、最も影響を受けたアーティストはやはり少年時代に知った'''[[ジミ・ヘンドリックス]]'''、'''[[エリック・クラプトン]]'''、そして'''[[ジェフ・ベック]]'''である。10代で[[サンタナ (バンド)|サンタナ]]のメンバーに抜擢、バンドが分裂するまでの1年間ギターをプレーした。ソロやセッションでの活動は多岐に渡り、[[ヴァン・ヘイレン]]加入以前の[[サミー・ヘイガー]]らと"H.S.A.S.(ヘイガー、ショーン、アローソン、シュリーブ)"というプロジェクトを組む(1984年)、[[バッド・イングリッシュ]](Bad English; [[1987年]])、ハードライン(Hardline; [[1992年]])の結成、ジェフ・スコット・ソート(Vo.)、[[マルコ・メンドーサ]](B)、ディーン・カストロノヴォ(Ds.)(のち[[ヴァージル・ドナティ]])とのソウル・サーカス('''S'''OUL'''S'''IRK'''US'''; [[2005年]])の結成、著名アーティストが多数参加した[[レス・ポール]]のアルバム『[[レス・ポール・トリビュート]]』(2005年)への参加など、全年代を通じて音楽活動に余念がない(ほかにもショーン&ハマー、アブラクシス・プール、プラネット・USに参加、あるいは指揮)。ソロでも『Late Night』『Beyond The Thunder』などを発表。様々なジャンルの人気曲をギターによるインストゥルメンタル曲としてカヴァーしたアルバム『[[情熱の音色〜ヴォイス]]』(2001年)はグラミー賞にノミネートされた。また、元[[ナイト・レンジャー]]の[[ジャック・ブレイズ]]のソロ・アルバムに元[[スティクス (バンド)|スティクス]]の[[トミー・ショウ]]らと参加している。この2人とは近年公私を越えて仲が良く(ショウとブレイズの2人は90年代にも[[ダム・ヤンキース]]や[[ショウ・ブレイズ]]として活躍)、[[2005年]]のジャーニーのアルバム『ジェネレーションズ』では逆にブレイズが曲作りに参加してアルバム中最も80年代ロック的なハイテンションの楽曲となった。
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*'''[[スティーヴ・スミス (ドラマー)|スティーヴ・スミス]]''' (Steve Smith) - [[ドラムセット|ドラム]]、パーカッション (1979年–1984年、1996年–1999年、2015年- ):(E)
*:「鉄壁の職人ドラマー」(当時「Steve Machine-gun Smith」とライブではよく紹介されていた)と呼ばれ、『エヴォリューション』以降のバンドの絶頂期に活躍。再結成時『トライアル・バイ・ファイアー』のジャケット裏面写真でメンバー中唯一スキンヘッドにしていたことでも話題を浴びた(黄金期のジャーニーで活動していた頃はロング・ヘアであった)。他のバンドでの活動履歴も多い。ジャーニー脱退前から活動を始めていたヴァイタル・インフォメーションの活動、[[ジェフ・バーリン]]のバンド、[[マイク・スターン]]のバンドなどにも参加。他に多くのジャズ・セッションにもクレジットされている。[[マライア・キャリー]]や[[ジョシュ・グローバン]]など、ポップス・シンガーの曲にもセッション・ミュージシャンとして数多く参加している。[[2015年]][[11月26日]]に、バンド及びニール・ショーン、そしてスミス本人の[[Facebook]]及び[[twitter]]で、2016年からジャーニーのツアーに参加することが公式に発表された。これがディーン・カストロノヴォの解雇を受けての正式な復帰か、一時的なツアーへの参加に留まるかは発表時点では明らかになっていない。
 
* '''[[ランディ・ジャクソン (プロデューサー)|ランディ・ジャクソン]]''' (Randy Jackson) - ベース (2020年 - )
*:『Raised 同アルバム中On Radio〜時を駆けて』収録曲の内8曲とツアーでプレイした経験を持ち、上述のトラブルで解雇されたロスの後任として正規メンバーに抜擢されている。プロデューサーとしても活躍するサンフランシスコ・ベイエリアの音楽シーンの重鎮。後にUSA[[ソニーコロムビア]]レコードの[[A&R]]となり、現在{{いつ|date=2014年5月}}<!-- See [[WP:DATED]] -->は米フォックス・チャンネルの人気番組で、ミュージシャン発掘を目的とした番組である『[[アメリカン・アイドル]]』の審査員としても有名である。元[[サム&デイヴ]]のサム・ムーアの2006年のアルバムのプロデュースも務めた。
 
* '''[[ナラダ・マイケル・ウォルデン]]''' (Narada Michael Walden) - ドラム、パーカッション (2020年 - )
*:上述のトラブルで解雇されたスティーヴの後任として加入。ドラマーと並行して、プロデューサーとしても才能を発揮し、ブラックミュージック界の重鎮として扱われている。
 
 
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File:Neal Schon.jpg|ニール・ショーン (G) 2008年
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* '''ボブ・グラウブ''' (Bob Glaub) - ベース
*: 同アルバム中4曲を担当した。[[ジャクソン・ブラウン]]やほかの[[カリフォルニア州]]のアーティストの多数のアルバムや[[ボストン (バンド)|ボストン]]のサード・アルバムなどにも参加しているセッションのベテラン。
 
* '''[[ランディ・ジャクソン (プロデューサー)|ランディ・ジャクソン]]''' (Randy Jackson) - ベース
*: 同アルバム中8曲とツアーでプレイした。プロデューサーとしても活躍するサンフランシスコ・ベイエリアの音楽シーンの重鎮。後にUSA[[ソニーコロムビア]]レコードの[[A&R]]となり、現在{{いつ|date=2014年5月}}<!-- See [[WP:DATED]] -->は米フォックス・チャンネルの人気番組で、ミュージシャン発掘を目的とした番組である『[[アメリカン・アイドル]]』の審査員としても有名である。元[[サム&デイヴ]]のサム・ムーアの2006年のアルバムのプロデュースも務めた。
 
* '''ラリー・ロンディン''' (Larry Londin) - ドラム