「あめりか物語」の版間の差分

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『'''あめりか物語'''』(あめりかものがたり)は、[[永井荷風]]の小説集。[[1908年]]7月、博文館刊行。
 
「船房夜話」、「野路の帰り」(のち「牧場の道」と改題)、「岡の上」、「酔美人」、「長髪」、「春と秋」、「雪のやどり」、「林間」、「悪友」、「旧恨」、「寝覚め」、「一月一日」、「暁」、「市俄古の二日」、「夏の海」、「夜半の酒場」、「落葉」、「夜の女」、「支那街の記」、「夜あるき」、「六月の夜の夢」のあわせて21篇の短編小説と、付録としてこれも短編の「船と車」、「ローマン河のほとり」、「秋の巷」のあわせて3篇をおさめる。
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作者の横浜正金銀行員としてアメリカ合衆国ニューヨークに在勤していた間に、執筆し、フランスにわたったのちに、パリの下宿でまとめ、日本に寄せたものである。自然主義がとなえられはじめさかんであったときに、外国での生活をえがいた本書は、題材的に清新にうつり、当時のいわゆる平面描写ふうの作品に対して、若々しい詩情にあふれた、感覚的でリズミカルな香り高い文章は、ひとびとを魅了させずにはおかなかった。
 
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