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[[Image:Lakeside Joondalup Shopping City foodcourt.jpg|
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'''フードコート''' ('''Food Court''') は、隣接する多様な飲食店のブース及び[[セルフサービス]]形式の食事のための屋台共有スペースを提供する屋内型広場である。[[アメリカ合衆国]]内で、フードコートは[[ショッピングセンター|ショッピングモール]]及び[[空港]]内で[[1980年代]]に普及した。英語で「コート」とは柵で囲んだ四角い庭を指す。▼
▲'''フードコート'''
== 概要 ==▼
▲== 概要 ==
100席規模の広い座席スペースの周りを[[キャッシュレジスター|レジ]]と調理設備を備えた小さな店舗が囲んでいる。客はまず食べたいメニューを選んで各店舗で注文と支払いを済ませる。この時店員から番号札や呼出ベルを渡され、料理が出来上がると再び店舗まで取りに行き、食事が終わればまた食器を返しに戻る。
加えて、飲料水のサーバーや下げ膳のスペースが共通化されていることが多い。フードコートによっては各店舗の食器をまとめて洗浄するブースを設けてあり、洗浄後は各店舗に引き渡される。
=== この形式のメリット ===
* メニュー毎に店舗を分け、客席を共通にすることで、各店舗を省スペース化できる。
* グループ客でも違う店の料理が選択できる。
* 客席部分が広い事もあり、子供達が騒いでも気にならない等の理由から、子供連れの利用も多い。
== 各国のフードコート ==
=== 日本 ===
日本では、[[ショッピングセンター]]などに多く設置されている。特に顕著なのが[[ダイエー]]グループで、子会社の[[オレンジフードコート]]が[[ドムドム]]など複数の[[オリジナルブランド]]店舗をダイエー店舗内に設置する例が見られる。[[阪神百貨店]]では「フードテリア」と言った。
また、屋内型の[[屋台]]村、あるいは、[[ラーメン]]や[[カレー]]などの[[フードテーマパーク]]の一部でフードコート形式が見られる。
=== タイ ===
[[タイ王国|タイ]]では、[[BigC]]や[[テスコ・ロータス]]等の[[スーパーマーケット]]、[[セントラル百貨店]]([[w:Central Group#Central Department Store|Central Department Store]])などの[[デパート]]、その他多くの商業施設の中に設置されている。
特徴として、「[[クーポン]]・[[レストラン]]」とも呼ばれるように、あらかじめカウンターでクーポン([[金券]])を購入する必要があり、各お店ではこのクーポンで支払う。余ったクーポンの払い戻しも可能。最近では紙のクーポンではなく、[[ICカード]]式のクーポンを使用しているフードコートもある。
=== シンガポール・マレーシア ===
[[シンガポール]]や[[マレーシア]]には、[[コピティアム]]や[[ホーカーセンター]](屋台街)という形式の店舗街があり、これがフードコートと同様の機能を有している。
== 関連項目 ==
* [[カフェテリア]]
* [[オートレストラン]]
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