「フロントエンドプロセッサ」の版間の差分

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'''フロントエンドプロセッサ''' ({{lang-en|front‐end processor}}) は、主に[[コンピュータ]]の、[[フロントエンド]]処理を行う機能または装置である<ref name="dictionary.com">[http://dictionary.reference.com/browse/front-end+processor dictionary.com]</ref>。略称'''FEP'''(エフイーピー、フェップ)。
 
「フロンドエンド」は「前側の端、手前の終端」の意味で、「フロントエンドプロセッサ」は「最も手前に置かれた処理機構、前置処理機構」の意味で、システムの前処理(または前処理および後処理)を行うもの全般を意味する。具体例には、[[メインフレーム]]などで中心となるコンピュータの負担軽減のためにデータの前処理などを行う補助プロセッサなどで、[[IBM]]の[[Systems Network Architecture|SNA]]ネットワークの例では37xx通信制御装置などがFEPとも呼ばれた<ref>[http://www.javvin.com/networkingterms/FEP.html Network, Networking Technology, Data Communication Terms, Glossary and Dictionary - FEP: Front-end Processor]</ref>。あるいは[[スーパーコンピュータ]]システムで、計算力を必要とする主な計算以外のデータ処理などを担当するコンピュータなどといったものもある。
 
また[[日本]]の[[パーソナルコンピュータ]]環境においては、主に[[MS-DOS]]においてかな漢字変換などを行う[[日本語入力システム]]を指して、よくFEPと呼んだ<ref>吉森ゆき「[http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0809/20/news002.html 松茸、WX、VJE - 懐かしのFEPを思い出す]」、[[ITmedia]]、2008年9月20日08時00分。</ref>。