「コスモ石油」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
→‎事故・不祥事: 誤記を訂正
編集の要約なし
32行目:
'''大協石油'''(だいきょうせきゆ、商標は「大」の文字を桜の形に似せたもの)、'''丸善石油'''(まるぜんせきゆ、商標は[[ツバメ]]印)、旧:コスモ石油(大協と丸善の[[石油精製]]合弁会社、通称「精製コスモ」)の3社が合併して、1986年4月1日に発足した。コーポレート[[ブランド]]は「{{en|cosmo}}」で、宇宙の {{en|cosmos}} と世界市民の {{en|cosmopolitan}} から。
 
[[JXTGエネルギーENEOS]]とコスモ石油の両社は、現在、[[業務提携]]を結び、[[販売]]を除く[[特許]]、石油輸送、製油所の共有などを図り、日本最大の[[石油元売]]グループを築いている。
 
== 事業所所在地 ==
74行目:
* セルフピュア松永SS([[広島県]][[福山市]]) - コスモ石油販売セルフピュア事業部広島が運営。敷地内に[[ププレひまわり|スーパードラッグひまわり]]今津店([[ドラッグストア]])、[[大黒天物産|ラ・ムー]]松永店(24時間営業の[[総合スーパー]])が併設されている。
*[[定山渓]]SS([[札幌市]][[札幌市|南区]]定山渓温泉東) - 以前はフルサービスのSSであったが、別のコスモ石油系列の販売会社が建物を買収した上規模を縮小し、日本国内では非常に珍しい軽油・灯油の専門店として引き続き営業している。COSMO STATIONと書かれているが看板はなく、HP上では店舗としてカウントされていない。
*[[太陽工業]]御陵通SS (大阪府堺市) - 太陽工業が運営。[[設計]]・[[施工]]は[[竹中工務店]]で[[2016年]]2月竣工。[[大仙陵古墳|仁徳天皇陵]]や住宅街に近接している。[[アイボリー|オフホワイト]]の外壁に段違いに並ぶ4つの[[鉄]]板[[格子]][[庇]]を持ち、そのうち1つは[[青]]で店の[[ロゴタイプ|ロゴ]]が入る。他、高輝度を避ける夜間照明や低木ながら緑化の効果を持つ等の景観が評価され、[[2017年]]度[[大阪都市景観建築賞]]建築サイン・アート賞を受賞した<ref>{{citeweb|url= http://osaka-machinami.jp/collection/collection037.html#oma037-5|publisher=大阪都市景観建築賞運営委員会|title=太陽工業事務所・太陽工業御陵通給油所|accessdate=2020-5-26}}</ref>。
 
== 提携クレジットカード ==
145行目:
* [[1964年]](昭和39年)[[4月1日]] - 丸善石油などの出資により、[[関西石油]]株式会社設立。
* [[1968年]](昭和43年)[[10月1日]] - 関西石油堺製油所が操業開始。
* [[1973年]](昭和48年)[[4月27日]] - [[三菱石油]](現:JXTGエネルギー)ENEOS)と共同で[[沖縄石油基地]]株式会社を設立。
* [[1979年]](昭和54年)10月1日 - 関西石油を合併。
* [[1982年]](昭和57年)
159行目:
* [[1962年]](昭和37年)[[12月1日]] - '''亜細亜石油株式会社'''に商号変更。
* [[1964年]](昭和39年)11月1日 - '''アジア石油株式会社'''に商号変更。
* [[1965年]](昭和40年)[[8月10日]] - [[日本鉱業]]、[[東亜石油]]と共同で[[共同石油]](現:JXTGエネルギー)ENEOS)を設立。
* [[1966年]](昭和41年)[[6月1日]] - 販売部門を共同石油に譲渡。
* [[1970年]](昭和45年)[[5月18日]] - 共同石油と共同で[[アジア共石]]株式会社を設立。
185行目:
* [[2013年]](平成25年)[[7月31日]] - 坂出製油所廃止<ref>[http://www.cosmo-oil.co.jp/press/p_130731/index.html 当社供給体制再構築の実施について]</ref>。
* [[2015年]](平成27年)
**[[4月1日]] - [[昭和シェル石油]]及び[[住友商事]]と[[液化石油ガス]]小売事業を、昭和シェル石油、住友商事及び[[東燃ゼネラル石油]](現:JXTGエネルギー)ENEOS)とLPガス元売事業を経営統合。傘下の小売事業会社であった東北コスモガスは、株式交換により[[エネサンスホールディングス]]の子会社となる<ref>[http://www.cosmo-oil.co.jp/press/p_140805_2/index.html LPガス小売事業の統合契約締結について]</ref>。元売事業はコスモ石油ガスが受け皿となり、会社分割により承継した対価として株式を交付。コスモ石油ガスは、コスモ石油、昭和シェル石油、住友商事及び東燃ゼネラル石油がそれぞれ株式の25%を保有することとなり<ref>[http://www.cosmo-oil.co.jp/press/p_141212/index.html LPガス元売事業統合に向けた準備開始に関するお知らせ]</ref>、ジクシス株式会社に商号変更した<ref>[http://www.cosmo-oil.co.jp/press/p_150303/index.html LPガス統合元売会社の新社名、人事、組織体制等について 新社名は「ジクシス株式会社」]</ref>。
**[[9月28日]] - 上場廃止
**[[10月1日]] - 単独[[株式移転]]により、持株会社の[[コスモエネルギーホールディングス]]株式会社を設立。コスモエネルギーホールディングスがコスモ石油に代わり株式上場。販売関連事業をコスモ石油マーケティングに会社分割により承継<ref>[http://www.cosmo-oil.co.jp/press/p_150512_02/index.html 単独株式移転による持株会社設立及びグループ組織再編に関するお知らせ]</ref>。
199行目:
*2001年7月〜8月に「[[#コスモ・ザ・カード・ハウス]]」のテレビCM・広告で[[菊川怜]]を起用してコスモ石油がリメイクした<ref>[https://web.archive.org/web/20011123021052/http://www.cosmo-oil.co.jp/inf/press/p_010913/menu.html 「超!モーレツ」キャンペーンで新記録達成!!コスモ・ザ・カード2ヶ月間で12万枚の新規発券!]、コスモ石油、2001年9月13日。([[インターネットアーカイブ]]のキャッシュ)</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20010719151342/http://www.cosmo-oil.co.jp/tvcm/campaign/kikukawa/top.html キャンペーンCM『超モーレツサービス篇』]、コスモ石油。(インターネットアーカイブのキャッシュ)</ref>(キャッチフレーズは「猛烈サービス・超モーレツ!」)。同CMは、[[CM総合研究所]]調べによる2001年7月度の自動車・石油業界CM好感度調査で1位となった<ref>[https://web.archive.org/web/20010814171124/http://www.zakzak.co.jp/top/2t2001081302.html 菊川怜、悩殺ミニスカCMが見納め]、ZAKZAK、2001年8月13日。(インターネットアーカイブのキャッシュ)</ref>。
*2006年11月10日に[[講談社]]が[[写真週刊誌]]「[[フライデー (雑誌)|フライデー]]」の創刊22周年記念で[[ほしのあき]]を起用した「Oh、モーレツ!」のポスター広告を展開した<ref>[https://web.archive.org/web/20070203205233/http://www.sanspo.com/geino/idol/ha/hoshino_aki/20061110.html 特大SEXYを見てほし~の♪「フライデー」創刊22周年記念モデル]、SANSPO.COM、2006年11月10日。(インターネットアーカイブのキャッシュ)</ref>。
*このCMは時に「昭和、とりわけ高度成長期の象徴」扱いされる。[[1982年]]に[[学研ホールディングス|学習研究社]]から発行された『証言の昭和史』10巻のタイトルは『'''“Oh!モーレツ”の時代 混迷の世界と日本'''』であった。[[2000年]]に[[サザンオールスターズ]]の楽曲[[HOTEL PACIFIC]]とタイアップした[[WOWOW]]のCMや、[[2001年]]4月公開の映画『[[クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲]]』など、小川ローザのフレーズを[[インスパイア]]させた作品もある。この内[[HOTEL PACIFIC]]の[[ミュージック・ビデオ|MV]]や[[サザンオールスターズ]]のライブでは、小川ローザと酷似したコスチュームを身に纏ったバック[[ダンサー]]が出演し、「モーレツ娘」と名付けられた。クレヨンしんちゃん『オトナ帝国の逆襲』に関しては映画の内容から、'''このCMが「昭和の象徴」として使われた'''ものと思われる。
 
=== ココロも満タンに ===
[[1990年代]]から使われているコーポレートメッセージ「'''Heart-Full。ココロも満タンに、コスモ石油'''」は、[[コピーライター]]の[[仲畑貴志]]が考案した。なお、ラジオやテレビ[[地上波]]放送の他、[[日本における衛星放送|BSデジタル放送]]やCS放送などでもスポットCMで流れている。また、新聞や雑誌広告にも出稿している。このCMは好評で2007年7月から2007年12月まで、ラジオCM好感度調査でコスモ石油が6か月連続で1位に輝いている。使用されている曲は[[菅野よう子]]作曲「Seeds of life」。
 
=== 提供番組 ===
233行目:
 
==== ラジオ ====
[[エフエム東京]]及び[[全国FM放送協議会|JFN]]系列FM局にて、[[三菱電機]](ダイヤトーン)の跡を受け、[[一社提供]]番組『[[コスモ ポップス ベスト10]]』が[[1992年]]から[[2017年]]まで放送されていた。終了後、2017年4月1日より『[[COSMO POPS STATION]]』で引き続き提供を行っている。<br/>これに合わせて共同でキャンペーン『[[コスモ アースコンシャス アクト]]』を展開している。また毎年末には、各都道府県から1店ずつ系列[[ガソリンスタンド]]を選び、店長に「x県のコスモ石油を代表して(利用)お礼申し上げます」というメッセージを語らせ放送している。<br/>これらのことから、エフエム東京ではコスモ以外の[[石油元売]]のスポットCMは流れない([[新日本石油]](現・[[JXTGエネルギーENEOS]])を)の[[エネファーム]]は例外。ただし、番組'''枠'''を買えば他社でも流れる。[[エフエム東京#TOKYO FM ステーションキャンペーン]]も参照)。その他、[[TBSラジオ]]『[[笹川友里 プレシャスサンデー]]』内で放送の『コスモ石油presents パパとママとパパのごきげんドライブ』(パーソナリティは[[照英]]と内包先の番組でもパーソナリティを務めるTBSアナウンサーの笹川)にも提供している。
 
その他、[[FM放送]]における単独提供番組としては、首都圏の[[独立放送局|独立FM局]]である[[エフエムナックファイブ]]、[[横浜エフエム放送]]、[[ベイエフエム]]で放送中の「コスモ ディスカバリーアース」がある。なお、同番組はコスモ石油ウェブサイト上にて、PC向け並びにPodcastにても配信中(番組内容の著作権はエフエムナックファイブに帰属)
 
旧・丸善石油は1970年代に文化放送から全国ネットの平日(途中までは土曜日も)帯ベルト「[[夕焼けに歌おう]]」のスポンサーであった。(ただし、「大相撲熱戦十番」の期間中は放送時間がずれたりもしくは文化放送・[[大阪放送|ラジオ大阪]]への放送は。ラジオCMのみ『大相撲熱戦十番』の番組内で流す処理をしてその他のネット局には[[裏送り]]で場所期間中は流していた。)
 
旧・大協石油は1970年代に[[文化放送]]で夕方5時から当時放送していた「[[大相撲熱戦十番]]」のスポンサーであった。
311行目:
 
=== 提携企業 ===
* [[JXTGエネルギーENEOS]]株式会社
* [[ミニストップ]]