「主任」の版間の差分

'''主任'''（しゅにん）とは、[[役所|官公庁]]、[[企業]]などの[[組織 (社会科学)|組織]]において、[[従業員]]の中での熟練者をさす[[職責]]・[[役職]]・[[肩書き]]であり、一般には[[管理職]]には該当しない。したがって、ほとんどの企業では[[労働組合]]に加入できる役職である。組織によっては'''チーフ'''<ref>語源は英語の {{lang|en|chief}} である。</ref>あるいは'''シニアスタッフ'''<ref>語源は英語の {{lang|en|senior staff}} だが、この英語は英語圏では[[役員 (会社)#相談役・顧問|相談役]]の意味を含む場合もある。</ref>等とも呼ばれる。

[[年功序列]]を採る日本企業では、一般的に入社して5年から105～10年すれば自然るとこの職務に就責・役職を与えられることが多く。それ以外の企業の場合、主任や管理職になる''階級上の意味を持ためにせていない場合は社内独自''「同輩の試験で首席」「最先任命を受けられる格式」に到達対するか、管理称号と考えて良い。但し単に年功序列にだけで職登用責を与えず昇任試験により従業員を受けなければならない選抜する企業も存在する。まただし、この試験の合格で即主任・管理職になれるとは限らず、中には最後まで任命されず定年を迎えることもあるなど、あくまで「候補者」扱いとするところも多い。また、[[出世]]に興味のない者でも定年を迎えるときは主任で迎えることが多い。国家機関や地方公共団体でも用いられるが給与体系に基づくものであることが多く、相応する役職もないことや、職員全体の平均年齢が上がってきていることから、係長の下に着く部下数名が全員主任もしくは主任級であるという部署も珍しいことではなくなっている。このため、主任という肩書であっても「主任」という呼び名が用いられることはほとんどない。逆にJA組織では「係長」に準じるれっきとした役職名であり、役職のないJA職員とは明確に区別され、職務内容や職場内での待遇は係長とほとんど差異はない。