「ブーンドックス (漫画)」の版間の差分

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→‎歴史: 休載報道を出典として示し、「8月に新作をまとめたものを出す」は削る。8月新作は英語版にも記述がないし、McGruderがそう言ったと書かれた文献が見当たらない。McGruderの休載宣言は全文が公表されておらず、どこかで8月新作に触れていたのかもしれないが、文献が見つからないのでは検証可能でなく、削らざるを得ない。
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== 歴史 ==
第1話は[[ジェイソン・ブレア]]が編集する雑誌学生新聞『ザ・ダイヤモンドバックに連載され、1話につき30ドルものギャラがマッグルーダーに支払われた(ちなみにこの額は、他の漫画家のギャラより17ドルも高かった)。しかし1997年3月18日、マッグルーダーはザ・ダイヤモンドバックでの連載を終了した。この2週間前、技術的なミスで同紙に『ブーンドックス』が掲載されず、掲載されているはずの場所には何の説明もなしに、ただ"OOPS"とだけ書かれていた、という事件があった。ダイヤモンドバック側が謝罪を拒否し<ref>Litten, Kevin, [https://dbknews.com/2016/08/12/article_c145a938-cbd2-5c1d-ac02-f90e15adc4e1-html "A little Huey himself"]. ''The Diamondback,'' Nov. 7, 2005. Retrieved Dec. 3, 2006.</ref>、マッグルーダーはこの作品を他の雑誌に連載することになる(後にNYタイムズの記者となったブレアによる記事捏造が2004年に暴露された際、マッグルーダーは作品でブレアを茶化した)。
 
2003年秋、マサチューセッツ州ボストンを拠点に活動するアーティスト、ジェニファー・センがマッグルーダーに代わって『ブーンドックス』の作画関係の作業を担当するようになった。[[ザ・ニューヨーカー]]の記者によるインタビューで、マッグルーダーは「何か人に任せられるものがあるとしたら、それは作画だろう。俺は絵描きというより物書きというのがふさわしい」と答えた<ref>{{cite journal|url = https://www.newyorker.com/magazine/2004/04/19/the-radical |title = The Radical |date = April 12, 2004 |first = Ben |last = McGrath |journal = New Yorker}}</ref>。2004年後半、カール・ジョーンズがセンからイラストレーターの役割を引き継いだ。パブリック・エネミー#2という作品集の序文においてマッグルーダーは「オレは作画関係を手伝ってもらうために専門家を雇った。みんなは俺が漫画を描くのをやめてしまったと思っているけど、実際のところはそうじゃない。今日まで、自分が手を加えていない『ブーンドックス』は一話もない―オレはまだヒューイ、ライリー、シーザー、グランダッドの細かいところを膨らまし続けている。俺はまだこの作品の一コマ一コマを調べ続けている。俺はまだこの作品がどんな風にみえるか気になるし、これからもそうだろう。」と記した<ref>{{cite book|isbn = 1-4000-8258-7 |page = 9 |title = Public Enemy #2: an all new Boondocks collection |first = Aaron |last = McGruder |year = 2005 |publisher = Three River Press}}</ref>
 
2006年2月28日、マッグルーダーは3月27日から休載し、10月に再開すると発表した<ref>[https://www.chicagotribune.com/news/ct-xpm-2006-02-28-0602280118-story.html `Boondocks' creator taking 6 months off]</ref>。休載中、ユニバーサル・プレス・シンジケートは初期の作品を再配信した。『ブーンドックス』は最も人気があったときで300以上のクライアントに配信されていたが、休載中、配信先の半分以上が他の作品を代わりに掲載した。しかし2006年9月25日、ユニバーサル・プレス・シンジケートはマッグルーダーから連載再開についての連絡はなく、当分連載が再開されることはない、と発表した<ref>[https://web.archive.org/web/20061018224901/http://www.amuniversal.com/ups/newsrelease/?view=421 Universal Press Syndicate Makes Announcement About The Boondocks]</ref>。ユニバーサル・プレス・シンジケートのマッグルーダー担当であるグレッグ・メルヴィンは、マッグルーダーに復帰を持ちかけたが失敗した<ref>{{cite news|title=Return of 'Boondocks' comic strip delayed|date=2006-09-25|publisher=[[CNN]]|url=http://www.cnn.com/2006/SHOWBIZ/books/09/25/boondocks.comics.ap/index.html|archiveurl=https://web.archive.org/web/20060927002024/http://www.cnn.com/2006/SHOWBIZ/books/09/25/boondocks.comics.ap/index.html|archivedate=2006年9月27日|deadurldate=2017年9月}}</ref>。打ち切り後も、いくつかの新聞社は2006年11月26日まで再掲載を続けた<ref>{{cite news|title=The Boondocks Comic Strip Ends This November|date=2006-09-26|url=http://www.sohh.com/articles/article.php/9845|archiveurl=https://web.archive.org/web/20061023205425/http://www.sohh.com/articles/article.php/9845|archivedate=2006年10月23日|deadurldate=2017年9月}}</ref>。