「近鉄6000系電車」の版間の差分

近鉄では、[[近鉄50000系電車|50000系]]を用いた観光特急列車「しまかぜ」、[[近鉄2000系電車#2013系「つどい」|2013系]]を用いた観光列車「つどい」、[[近鉄12000系電車#15400系|15400系]]を用いた[[クラブツーリズム]]専用列車「かぎろひ」などといった観光輸送に特化した特別仕様車両を多数保有し、運転されているが<ref name="rf_201610 青の交響曲_p73" />、南大阪線・吉野線にも本格的な観光列車を運行する計画が2013年夏頃に開始された<ref name="rf_201610 青の交響曲_p73" />。また、南大阪線沿線には阿倍野橋に立地する「あべのハルカス」をはじめ、桜の名所である「吉野」、[[日本遺産]]として認定されている「明日香村」、世界遺産「紀伊山地の霊場と参拝道」として登録された「金峯山寺」をはじめとした神社仏閣などといった多数の観光資源に溢れている沿線に注目し、「'''上質な大人旅'''」をコンセプトに、南大阪線用一般車両の6200系を改造して南大阪線系統の新たな観光特急車両の導入が計画された<ref name="rf_201610 青の交響曲_p73">奥山元紀「新車ガイド3 近畿日本鉄道『青の交響曲（シンフォニー）』」『鉄道ファン』2016年10月号、p.73</ref>。それが本系列である。