削除された内容 追加された内容
対応周波数帯の経緯について全面改稿
対応周波数帯についてまとめ
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| series =
| modelnumber = C330
| networks = '''[[WCDMA]]''' Band I / VI / XIX <br />, '''[[LTE]]''' Band 1 / 3 / 18 / 19 / 26 / 28 <br />, '''TD-LTE''' Band 41
| released = 日本 {{Start date|2020|01|23}} (楽天モバイル)
| available =
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小さな画面でも操作性を損なわないよう、ホーム画面では独自の[[ユーザーインタフェース]] (UI)を採用している<ref name=ascii2001 />。
 
将来的に利用者の通信事業者の変更に対する障壁を下げることを目的として、物理的な[[SIMカード]]の交換を必要とせず、携帯電話回線の契約情報等を含んだ通信プロファイルをインターネット経由で書き換えることのできる{{仮リンク|eSIM|en|eSIM}}を採用し、また、[[SIMフリー]]とした{{Refnest|group="注"efn|Rakuten Miniが発表された2019年9月時点における日本国内では、スマートフォン単独でeSIMによるサービスを利用する方法は非常に限られていた。楽天モバイルがeSIMサービスの提供を予定していた他は、[[MVNO]]として事業を展開する[[インターネットイニシアティブ]]がデータ通信に限り[[ベータ版]]との位置付けでeSIMサービスを提供するのみであった<ref>{{Cite web |author=田中聡 |date=2019-10-04 |url=https://www.itmedia.co.jp/mobile/spv/1910/04/news083.html |title=いまだeSIMの提供に消極的な3キャリア 期待できるのは“新しいフルMVNO”と楽天のみ? |website=ITmedia Mobile |publisher=アイティメディア |accessdate=2020-01-26}}</ref>。}}<ref>{{Cite press release |title=楽天モバイル、「無料サポータープログラム」において最大2万名を対象に2次募集を開始 |publisher=楽天モバイル |date=2020-01-23 |url=https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2020/0123_01.html |accessdate=2020-01-26}}</ref>。
 
2019年9月の発表時は「ナイトブラック」と「クリアホワイト」の2種類の本体色が用意された<ref name=itmedia1909 />。2020年1月の発売時には、楽天のイメージカラーである「クリムゾンレッド」が4月に追加されることが発表された<ref name=itmedia2001 />。
 
=== 対応周波数帯 ===
{| class="wikitable"
発表時、[[携帯電話の周波数帯|対応周波数帯]]について「[[WCDMA]] Band I / VI / XIX, [[LTE]] Band 1 / 3 / 18 / 19 / 26 / 28, TD-LTE Band 41」と説明され{{R|itmedia2001|ascii2001}}、販売されていた{{R|rm-spec}}。しかし、告知なく対応周波数帯を変更していたことを、消費者からの多数の指摘を受け、2020年6月にウェブサイト上で公表した{{R|xtech-200610|k-tai-200612-mic|rm-200610}}。変更は2度行われており、2度目の変更は5月上旬に行われた{{R|xtech-200610}}。6月10日時点で市場に3種類の製品が混在しており、変更によって影響のある消費者に対して、製品の交換対応を行うとした{{R|xtech-200610}}。
|+ 比較表{{R|rm-spec}}(前から追加された周波数帯を太字、次で削除された周波数帯を斜体で表している)
! || [[WCDMA]] || [[LTE]] || TD-LTE
|-
! 発売当初{{efn|製造番号351676110356708以前}}
| Band I / VI / XIX || Band 1 / 3 / 18 / 19 / 26 / 28 || Band 41
|-
! 5月上旬以前出荷{{efn|製造番号351676110356716〜351676110680487}}
| Band ''I'' / '''V''' / VI / XIX || Band ''1'' / 3 / '''5''' / 18 / 19 / 26 / 28 || Band '''38''' / 41
|-
! 5月上旬以降出荷{{efn|製造番号351676110682491以降}}
| Band '''IV''' / V / VI / XIX || Band 3 / '''4''' / 5 / 18 / 19 / 26 / 28 || Band 38 / 41
|}
発表時、[[携帯電話の周波数帯|対応周波数帯]]について「[[WCDMA]] Band I / VI / XIX, [[LTE]] Band 1 / 3 / 18 / 19 / 26 / 28, TD-LTE Band 41」と説明され{{R|itmedia2001|ascii2001}}、この仕様で販売が開始されていた{{R|rm-spec}}。しかし、告知なく対応周波数帯を変更していたことを、消費者からの多数の指摘を受け、2020年6月にウェブサイト上で公表した{{R|xtech-200610|k-tai-200612-mic|rm-200610}}。変更は2度行われており、2度目の変更による製品の出荷は5月上旬に行われた{{R|xtech-200610}}。6月10日時点で市場に3種類の製品が混在しており、変更によって影響のある消費者に対して、製品の交換対応を行うとした{{R|xtech-200610}}。
変更の理由について楽天モバイルは、[[アメリカ]]や[[ヨーロッパ]]での[[ローミング]]サービス改善のために仕様を変更して対応周波数帯を追加したものの、対応可能な周波数帯の数に上限があったために一部の周波数帯を除去したと説明している{{R|xtech-200610|sankeibiz|rm-200626}}。また、変更は4月上旬に楽天モバイル社内で決定されたという{{R|xtech-200610}}。この変更に楽天モバイルが用いている周波数帯は含まれていないため、楽天モバイルの利用者に影響はないと楽天モバイルは説明しているが{{R|xtech-200610|rm-200610}}、楽天モバイル以外の事業者で端末を用いる際に消費者が不利益を被る可能性も指摘されている{{R|xtech-200610|sankeibiz}}。
 
これに対して[[総務省]]は12日、変更後の端末について[[電波法]]に基づく[[技術基準適合証明#工事設計認証|工事設計認証]]に合致しないおそれがあるとして、楽天モバイルに対して報告を求めた{{R|k-tai-200612-mic|nikkei-200612|mic-200612}}。同日、楽天モバイルは変更後の端末について再度申請を行い、同一の工事設計認証番号を取得したことをメディアに公表している{{R|k-tai-200612-rm}}。楽天モバイルは26日、対応周波数の変更が行われたことと、認証番号が正しく表示されない端末があることについての説明をウェブサイトに掲載した{{R|nikkei-200626|rm-200626}}。同日、総務省に報告を行い、7月10日に「法令の遵守及び利用者利益の保護」について文書による指導を受けた{{R|nikkei-200710|mic-200710|rm-200710}}。また、7月2日に変更前の2種類の端末について販売終了したことを告知している{{R|rm-200626}}。
 
== 年表 ==
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{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{notelist}}
{{Reflist|group="注"}}
=== 出典 ===
{{Reflist|2|refs=