「ソナタ」の版間の差分

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「ソナタ」と言う言葉が使われはじめた当初は、明確な定義はなく、様々な器楽曲が「ソナタ」と命名されていた。中期[[バロック音楽|バロック]]時代になると形式が確立しはじめ、多楽章制の器楽曲または室内楽曲を指すようになった。これにはソナタ・ダ・カメラ(sonata da camera, 室内ソナタ)、ソナタ・ダ・キエーザ(sonata da chiesa, 教会ソナタ)などがある。
 
バロック後期の[[ドメニコ・スカルラッティ]]は数多くの単一楽章の「ソナタ」を残しているが、これらは元来が王女のために書かれたチェンバロの練習曲が後になって「ソナタ」と呼ばれたものである。しかしこの様式は次の時代の3楽章もしくは4楽章構成の古典派時代の独奏ソナタの先駆けとなるものであった
 
=== 古典派以降のソナタ ===