「ウィリアム・ウッド」の版間の差分

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'''ウィリアム・ウッド''' (William Wood, [[1956年]]<ref name=amazon /> - ) は、[[日本]]で活動する[[宣教師]]、[[神学者]]、[[牧師]]。'''真理のみことば伝道協会'''主事<ref name=amazon />。[[キリスト教系の新宗教]]、[[異端]]、[[カルト]]に対して、[[聖書信仰]]に立った[[正統教義|正統的]]な[[福音主義]]キリスト教の立場から多くの著述活動を行う。真理のみことば伝道協会の支部を北海道および埼玉・静岡・大阪・岡山に設け、異端カルト問題に取り組み、セミナーや<ref name=CT20091209>「[https://www.christiantoday.co.jp/articles/4524/20091209/news.htm カルト対策団体が指摘 「カルト蔓延の要因は信徒教育の不足」]」『[[クリスチャントゥデイ]]』(2009年12月9日)。2020年7月17日閲覧。</ref>「元カルト信者の集い」を開いている<ref>「[https://cult-sos.net/category/seminar/ セミナー・集会]」真理のみことば伝道協会。2020年7月17日閲覧。</ref>。
 
アメリカ合衆国の[[ウィスコンシン州]]生まれ<ref name=amazon>『[https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E4%BD%BF%E5%BE%92%E9%81%8B%E5%8B%95%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E5%8D%B1%E9%99%BA%E3%81%8B-%E7%A5%9E%E3%81%AB%E6%88%90%E3%82%8A%E4%BB%A3%E3%82%8F%E3%82%8A%E5%A4%A7%E7%B5%B1%E9%A0%98%E3%81%AB%E3%82%82%E6%8C%87%E7%A4%BA%E3%81%99%E3%82%8B%E3%80%8C%E6%94%AF%E9%85%8D%E7%A5%9E%E5%AD%A6%E3%80%8D%E3%81%A8%E3%81%AF-%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%A1%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%B0%E7%A4%BE-%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%83%83%E3%83%89/dp/4264041716 新使徒運動はなぜ危険か 神に成り代わり大統領にも指示する「支配神学」とは?]』[[amazon.com]]. 2020年7月17日閲覧。</ref>。高校時代に{{仮リンク|支配神学|en|Dominion theology}}を強調する教会に通い、その危険性と矛盾を認識した<ref>「著者も高校生の時に、支配神学を極端に強調する教会に通っていた。ホバートウィリアムフリーマンという牧師が設立した教会の支部教会だったが、何の疑いもなく、その教えを実践した。具体的に言うと、病気になっても医者にかかることも、 薬を飲むことも止め、「僕の病気は治った」と宣言した。また、私は極度の近視で、自動車を運転する時に眼鏡をかけることが法律で義務付けられていたが、その当時は目の癒しを求めて、それがすでに与えられたと信じていたので、その法律に従うことは不信仰だと思い、眼鏡なしで車を走らせた。しばらく、そのような「信仰」を貫いたが、ある時から本部教会の噂が耳に入った。妊婦が何人も死んでいるという話だった。どんなに問題のあるお産であっても、女性は病院に行ってはならず、神の守りを信じて家で赤ちゃんを出産しなければならないことになっていた。結果的に、一〇〇人ほどの妊婦および子どもが死んでしまったわけだが、その事実を知って、支配神学に伴う危険を認識するとともに、必ずしも信じる者の思う通りになる訳ではないという支配神学の矛盾と向き合わざるを得なくなったのだ。」(ウッド『新使徒運動はなぜ危険か』[[いのちのことば社]]、2020,年、p. pp16. 16)ISBN 4264041716.</ref>。[[テキサス州]]の[[クライスト・フォー・ザ・ネイションズ]]を卒業<ref name=amazon />。1976年に宣教師として来日<ref name=amazon />。来日当初はカルト問題にかかわるとは思っていなかったが、1980年に[[エホバの証人]]の信者の訪問を受け、その教理を知り、問題の所在に気づき、研究し、関連著書を出版し、「被害者家族の相談を受けるように」なり、「カルト問題で困っている方々を助けるため」<ref>「[https://cult-sos.net/about/ 真理のみことば伝道協会について] 」真理のみことば伝道協会。2020年7月17日閲覧。</ref>1988年に真理のみことば伝道協会を設立した<ref name=CT20091209 />。
 
==著書==
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*『「セカンドチャンス」は本当にあるのか:未信者の死後の救いをめぐって』いのちのことば社、2007年。ISBN 9784264027959。
*『霊の戦い:虚構と真実』パスカル・ズィヴィーとの共著、いのちのことば社、2011年。ISBN 9784264029298。
*『新使徒運動はなぜ危険か:神に成り代わり大統領にも指示する「支配神学」とは?』いのちのことば社、2020年<ref>{{Cite web|title=書籍新使徒運動はなぜ危険か|url=https://www.wlpm.or.jp/pub/?sh_cd=107617|website=[[いのちのことば社]]書籍|accessdate=2020-06-28|publisher=いのちのことば社}}</ref>。ISBN 4264041716。
 
== 脚注 ==