「ウィークボソン」の版間の差分

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'''ウィークボソン''' ({{lang|en|weak boson}}) は[[素粒子物理学]]において、[[弱い相互作用]]を媒介する[[素粒子]]である。'''弱ボソン'''とも言う。
ウィークボソンは[[スピン角運動量|スピン]]1の[[ベクトル空間|ベクトル]][[ボソン]]で、[[Wボソン]][[Zボソン]]の二種類が存在する。Wボソンは[[陽子]]の約80倍、Zボソンは約90倍と他の素粒子に比べて大きな[[質量]]をもち、ごく短時間のうちに別の粒子に[[崩壊]]してしまうという特徴を持つ。
Wボソンは電荷 &plusmn;1 (W<sup>+</sup>,W<sup>&minus;</sup>)をもち、両者は互いに[[反粒子]]の関係にある。
Zボソンは電荷 0 で、反粒子は自分自身である。
 
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== 概要 ==
[[弱い相互作用]]は[[ベータ崩壊]]に代表される、粒子の種類を変える[[相互作用]]である。
{{Indent|
<math>n \to p^+ +e^- +\bar{\nu}_e</math>
}}
ベータ崩壊では4つの[[フェルミオン]]が関わっており、[[フェルミ相互作用]]と呼ばれる。
[[湯川秀樹|湯川]]はこの反応を
{{Indent|
<math>n \to p^+ +W^-,~
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* [[ゲージ粒子]]
* [[素粒子物理学]]
* [[W'ボソンとZ'ボソン]]
 
== 外部リンク ==