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:'''[値]''' (2) [[1936年]]に[[スーサ]]で発見された[[粘土板]]などから、[[バビロニア数学|古代バビロニア]]では、[[六角形|正六角形]]の周と円周を比べ、円周率の近似値として {{math|3}}, {{math|3{{sfrac|1|7}} ≒ 3.142857}}, {{math|3{{sfrac|1|8}} {{=}} 3.125}} などが使われたと考えられている<ref>[[#ベックマン2006|ベックマン 2006]], pp.35-37, p.338.</ref>。
;[[紀元前17世紀|紀元前1650年]]頃
:'''[学][値]''' [[エジプト数学|古代エジプト]]では、円周と直径の比の値と、円の面積と半径の[[冪乗|平方]]の比の値が等しいことは知られていた。神官[[アハメス]]が書き残した[[リンド・パピルス]]には、[[円積問題]]の古典的な解法の一つが記されており、円の直径からその {{math|{{sfrac|1|9}}}} を引いた長さを一辺とする[[正方形]]の面積と、元の円の面積が等しいとしている。この計算から円周率を計算すると、{{math|{{sfrac|4{{sup|4}}|3{{sup|4}}}} = {{sfrac|256|81}} ≒ 3.160493827 160493827…}} 或いは {{math|{{sfrac|6321|2000}} = 3.1605}} が円周率の近似値として得られる。かなり精度が高かったものの普及はしなかった。リンド・パピルスはアハメスによって写されたものであり、内容自体はさらに紀元前1800年頃にまで遡ると考えられている<ref>[[#ベックマン2006|ベックマン 2006]], pp.38-43. 年代表 (p.338) では前2000年頃としている。</ref>。
;[[紀元前5世紀]]頃
:'''[学]''' [[アナクサゴラス]]が、[[アポロン]]への不敬罪で投獄されている間に、[[円積問題]]に取り組んだ<ref>[[#ベックマン2006|ベックマン 2006]], pp.61-62. 年代表(p.338)では前434年頃としている。</ref>。