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素数とは、自明な正の因数({{math|1}} と自分自身)以外に因数を持たない自然数であり、{{math|1}} でない数のことである。つまり、正の因数の個数が 2 である自然数である。例えば、{{math|2}} は、正の因数が {{math|1, 2}} のみなので素数である。一方で {{math|[[91]]}} は、正の因数が {{math|1, 7, 13, 91}} なので素数ではない。素数ではない {{math|2}} 以上の自然数を'''[[合成数]]'''と呼ぶ。さらに {{math|2}} を除く素数は[[奇数]]であり、'''奇素数'''と呼ぶ。
 
素数では、一の位の数が、10とは[[互いに素]]になる数が来る。従って、[[十進法|十進数]](10 = 2×5)では、{{math|2, 5}} 以外の素数は、一の位が {{math|1, 3, 7, 9}} のいずれかになる。同じく、[[六進法|六進数]](10 = 2×3)では、{{math|2, 3}} 以外の素数は、一の位が {{math|1, 5}} のいずれかになる。しかし、[[十六進法|十六進数]](10 = 2{{sup|4}})では、奇数が全て10とは互いに素なので、{{math|2}} 以外の素数は、一の位が奇数即ち {{math|1, 3, 5, 7, 9, B, D, F}} であればどの素数も該当する。同じく、[[九進法|九進数]](10 = 3{{sup|2}})では、{{math|3}} 以外の素数は、一の位が {{math|1, 2, 4, 5, 7, 8}} のいずれかになる。
 
以下に、十進数における素数を列挙する。100以下の素数は25個存在し、小さい順に次の通りである<ref>{{OEIS|A40}}</ref>。