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[[ファイル:Diving at the military world games, 2003.jpg|right|thumb|250px|高飛び込み]]
'''飛込競技'''(とびこみきょうぎ、または単に'''飛'''・'''ダイビング'''とも、英: diving)は、[[水泳]]競技の一種。1m・3mの高さの飛び板からその弾力性を利用して跳ね上がって飛び込む'''飛板飛込み'''と、5m・7.5m・10mの飛び込み台から飛び込む'''高飛込み'''競技の二種類がある。個人競技と、2人一組で飛び込む'''シンクロナイズドダイビング'''がおこなわれる。
 
==概説==
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アメリカが最も多くの金メダルを獲得しているが、近年は国を挙げて育成環境を整えた[[中華人民共和国|中国]]の力が群を抜いており、2008年[[2008年北京オリンピック|北京オリンピック]]では全8種目中7種目で金メダルを獲得している。
 
== 高飛込み ==
たかとびこみ(英: platform diving)。弾力のないコンクリート製の飛び込み台から飛び込む競技だが、落下中の回転やひねり、ポーズなどによって得点を得る。10メートルからの自然落下でも入水時に時速50kmである。より高くジャンプして飛び込む場合は時速50km以上になる。衝撃や恐怖心の克服が必要である。
 
== 飛板飛込み ==
[[ファイル:Reverse 5391.JPG|thumb|right|飛び板飛び込み]]
とびいたとびこみ(英: springboard diving)。弾力性の高い飛び板がプールにせり出しており、この上で競技者は助走・ハードルステップを経て、または飛び板の先端に立ってその弾力を利用して跳ね上がり、空中で体勢を整えた後水面に突入する。この際、空中で回転したり、ひねりを加えたり、体を丸めてみたりといった様々な[[演技]]を行い、得点を得る。高飛び込みより高度な技術力が必要であり、ベテランになると高飛び込みから飛び板飛び込みへ移行する選手が多い。
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== 競技方法 ==
=== 競技内容 ===
板飛込、高飛込み共に、「自由選択飛び」もしくは「制限選択飛び」にて競技が行なわれる。
*自由選択飛び…難易率に係らず、演技内容を自由に選択し演技すること。
*制限選択飛び…演技総数の難易率の合計値(1種目平均1.9)が決められており、その合計値を超えないように演技を選択しなければならない。
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:D:飛込み姿勢
 
:上記の演技内容は、「捻り飛込み・前飛込み・宙返り1回転半・捻り1回転・自由型」=「前宙返り1回半1回捻り・自由」となる。(尚、「宙返り1回転半・捻り1回転」は、"宙返りを1回転半している最中"に"捻りを1回転半行う"演技のことであり、"宙返りを1回転半"した後に"1回転半の捻り"の演技を行うことではない。)
 
== 採点 ==