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== アングロ・サクソン諸国 ==
[[File:Britain.Anglo.Saxon.homelands.settlements.400.500.jpg|thumb|西暦400年代の[[ユトランド半島]]から[[ブリテン諸島]]への移住。<br>{{font color||LightSkyBlue|Jutes}}: [[ジュート人]]<br>{{font color||salmon|Angles}}:[[アングル人]]<br>{{font color||YellowGreen|Saxons}}: [[サクソン人]]]]
[[英語]]を[[国語]]・[[公用語]]とする[[白人]]主流派の[[先進国]]である[[イギリス]]、[[アメリカ合衆国]]、[[カナダ]]、[[オーストラリア]]、[[ニュージーランド]]{{要出典範囲|date=2018-09-16|(稀に[[アイルランド]]と[[南アフリカ共和国]]を含む)}}をアングロ・サクソン諸国と呼ぶ。しかし、[[言語]]がアングロ・サクソン人に由来しているだけで、[[歴史]]的なアングロ・サクソン人と[[現代]]のアングロ・サクソン諸国には[[血統]]的な関係が薄い([[フランク人]]と[[フランス人]]の違いと同じ)。アングロ・サクソン人の故地と見なされるイングランドでさえ、[[ユトランド半島]]や[[スカンディナビア半島]]などの[[バルト海]]沿岸地域にルーツを持つ[[デーン人]]や[[ノルマン人]]、[[グレートブリテン島]]の原住民である[[ブリトン人]]([[ケルト人]])などの多様な[[民族]]が入り混じって形成された国家である。当のアングロサクソン諸国では一般にあまり用いられておらず、自分たちがアングロサクソン人であるという意識も乏しい。なお、イングランドに先立つ故地であるドイツでは、アングル人という呼び方は現在殆ど行われておらず、サクソン人(ザクセン人)という呼び方は残っているものの、少なくともアングロ・サクソンと繋げて呼んだ場合、ドイツ人とは別個の集団と考えるのが通常であり、ほぼ語源発祥の地というにとどまる。
 
=== 用法 ===