「昭公 (晋)」の版間の差分

晋の[[平公 (晋)|平公]]の子として生まれた。[[紀元前532年]]7月に平公が死去する<ref>『[[春秋]]』昭公10年</ref>と、後を嗣いで昭公が晋公として即位した<ref name="shinseika">『[[史記]]』晋世家</ref>。[[紀元前530年]]、晋の[[荀呉]]（中行穆子）が[[鮮虞]]に道を借りて昔陽に攻め入り、肥を滅ぼした<ref>『[[春秋左氏伝]]』昭公12年</ref>。[[紀元前529年]]、昭公は[[斉 (春秋)|斉]]・[[魯]]・[[宋 (春秋)|宋]]・[[衛]]・[[鄭]]・[[曹 (春秋)|曹]]・莒・邾・滕の諸侯らと平丘で会合した。同年、荀呉が著雍から上軍を率いて鮮虞に侵攻し、中人に達して凱旋した<ref>『春秋左氏伝』昭公13年</ref>。[[紀元前528年]]、邢侯と雍子が鄐の田土をめぐって争っていたが、[[羊舌鮒]]（叔魚）が邢侯に罪ありと判決したため、邢侯が怒って、羊舌鮒と雍子を殺害した。[[韓起]]（韓宣子）の諮問を受けた[[羊舌キツ|羊舌肸]]（叔向）は3人を同罪とし、これによって邢侯は処刑され、雍子と羊舌鮒の遺体が市に晒された<ref>『春秋左氏伝』昭公14年</ref>。[[紀元前527年]]、荀呉が兵を率いて鮮虞に進攻し、鼓を包囲した<ref>『春秋左氏伝』昭公15年</ref>。[[紀元前526年]]8月己亥、昭公は死去し<ref>『春秋』昭公16年</ref>、子の[[頃公 (晋)|頃公]]が晋公として即位した<ref name="shinseika"/>。