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{{出典の明記|date=2017年1月23日 (月) 20:24 (UTC)}}
'''TIBOR'''とは"Tokyo Interbank Offered Rate"の略で、[[東京]]の[[銀行]]間取引金利のこと。「タイボー」のように読まれる。一般的には指定された複数の有力銀行(リファレンスバンク)から報告されたレートを[[全国銀行協会]]が集計し毎営業日発表している全銀協TIBORを指す。[[1995年]][[11月16日]]から公表が開始された。無担保コール市場の実勢を反映した日本円TIBORと日本のオフショア市場の実勢を反映した[[ユーロカレンシー|ユーロ]]2015年3月まで、円TIBORの2種類があり、2015年3月までそれぞれ1週間もの、1か月~12か月ものの13種類が公表されていたが、現在円TIBOR、ユーロ円TIBORともに1週間もの、1・2・3・6・12か月の6種類が公表されている。日本円TIBORは15金融機関、ユーロ円TIBORは14金融機関の呈示した金利から上位2行と下位2行の値を除いた単純平均により求められる。[[ロイター]]での表示ページ名から、日本円TIBORをDTIBOR、ユーロ円TIBORをZTIBORと呼ぶことがある。
 
TIBORは東京の銀行間取引金利のことであることから「[[三井住友銀行]]TIBOR」といえば三井住友銀行が東京のインターバンク市場で呈示したレートを指し、「[[みずほ銀行]]TIBOR」「[[三菱東京UFJ銀行]]TIBOR」などとは異なるレートとなる。こうした各銀行個別のTIBORは、全銀協TIBORとは異なる条件となるため、呈示した銀行は「Our TIBOR」などの呼称を用いることで区別する。