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'''セロファン'''または'''セロハン''' (cellophane) は[[
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19世紀末にビスコース法による再生繊維素製造法が発明され、繊維では近代的な[[レーヨン]]、[[フィルム]]ではセロファン製造の糸口となった<ref name="morimoto">[http://seisan.server-shared.com/10/103-18.pdf 森本和久「セロファン」] 生産技術振興協会、2020年8月19日閲覧。</ref>。しかし、初期のフィルム製造法は硝子板にビスコースを薄く広げて[[硫酸]]を作用させるという方法で脆く透明度も悪いものだった<ref name="morimoto" />。
[[1908年]]に[[スイス]]の[[ジャック・ブランデンベルガー]](Jacques Edwin Brandenberger, [[1872年]]-[[1954年]])が連続フィルムの製造試験機を開発<ref name="morimoto" />。さらに多価アルコールによりフィルムに柔軟性を与えることができることがわかり、[[1912年]]に連続フィルム製造法を発明した<ref name="morimoto" />。
== 製法 ==
主な原材料は、[[木材]]を粉砕して作る[[パルプ]]である。[[木綿]]、[[麻]]などの植物性繊維からも作ることは可能である。
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