「ルーシエン」の版間の差分

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ルーシエンは伸ばした髪で編んだ網を使って脱出し、自身の魔法とヴァリノールの猟犬フアンの力に助けられ、道を阻む[[フェアノールの息子たち|フェアノールの息子]][[ケレゴルム]]と[[クルフィン]]、モルゴスの召使サウロン、モルゴス子飼いの[[巨狼]]カルハロス、はては[[アングバンド]]の玉座のモルゴス自身と対決しそれらを退け、ベレンと二人で鉄の王冠からシルマリルの一つを取ることに成功した。しかし逃げる最中にシルマリルはベレンの片手ごとカルハロスに呑み込まれてしまう。
 
シンゴルはその功業を認め二人の結婚を許したが、シルマリルを呑み込んで暴れて続けていカルハロスとの戦闘によってベレンは深手を負い、命を落とした。ルーシエンはベレンを追って[[アマン]]の[[マンドス]]の館に到り、マンドスを説得し、[[エル・イルーヴァタール|イルーヴァタール]]に問うた[[マンウェ]]よりベレンを忘れエルフとして世界が終るまで生き続けるか、ベレンとともに歩み人間として死ぬかの選択を与えられた。
 
ルーシエンは後者を選び、二人は再び現世によみがえり、そしてルーシエンはエルフでただ一人本当に死んだものとなってベレンとともに世界を去った。