「三発機」の版間の差分

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[[:en:Conroy Aircraft|コンロイ・エアクラフト]]は双発レシプロの[[ダグラス DC-3]]のエンジンを中古の[[ビッカース バイカウント]]から取り外したプラット・アンド・ホイットニー・カナダのPT6A-45に交換し、機首にも追加した[[:en:Conroy Tri-Turbo-Three|コンロイ トライ・ターボ3]]の完成品と改造キットを販売していた。
 
このように固定翼機の分野では中途半端が拭えない三発機だが、ヘリコプターでは双発機に後付した[[CH-53E (航空機)|シコルスキー CH-53E スーパースタリオン]]を全面再設計した[[CH-53K (航空機)|CH-53K]]でも三発を踏襲していたりるほか[[シュド・アビアシオン]][[SA 321 (航空機)|SA 321 シュペルフルロン]]や[[アグスタウェストランド AW101]]など設計当初から三発機とされる機体もあるなど一定の評価を得ている。特に西側圏では大型機を双発でまかなえる高出力[[ターボシャフト]]エンジンの選択肢が限られる<ref>旧ソ連・ロシアの[[Mi-6 (航空機)|Mi-6フック]]や[[Mi-26 (航空機)|Mi-26ヘイロー]]は、CH-53に匹敵するかより大型の機体であるにも関わらず双発機として設計されているが、Mi-6に搭載される[[ソロヴィヨーフ D-25|D-25]]は5,500~6,500馬力、Mi-26に搭載される{{仮リンク|D-136 (エンジン)|ru|Д-136|label=D-136}}は10,000馬力、D-136の後継に予定されている[[アヴィアドヴィガーテリ PD-14|PD-12V]]に至っては11,500馬力に達しており、西側とは比較にならない高出力エンジンに恵まれている側面が大きい。</ref>ことや、エンジン1基停止状態でも飛行継続できる生残性のメリットが挙げられる。(固定翼機なら片発停止のトラブルに見舞われてもある程度飛行継続可能だが、出力面や飛行高度のマージンが乏しいヘリでは耐え難い)
 
== 発動機の配置 ==