「サイコアーマー ゴーバリアン」の版間の差分

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== ストーリー ==
異次元宇宙のガラダイン軍が地球を狙っていた。防衛隊が出撃するも、ガラダイン軍の戦闘機であるフラインジャー編隊と、巨大戦闘ロボットジェノサイダーの前には歯が立たず、苦戦を強いられていた。
 
これに対抗すべく彼らと同じ異次元の科学者ゼクー・アルバは、地球のサイコ・ジェネス(無から物質を生成する能力)の持ち主たちを超能力戦士として集結させる。彼らの超能力で創造される巨大ロボットはサイコアーマーと呼ばれ、強大な戦闘能力と自己再生能力を持っていた。主人公イサムは自ら生成したサイコアーマー「ゴーバリアン」でガラダイン軍に戦いを挑む。
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;イサム・ナポト
:声 - [[平野義和]]
:主人公の日本人青年。
:家庭を顧みず研究に没頭していた父親と折り合いが上手くいっていなかったが、ガラダイン帝国の襲来で母と妹を失い、ゼクーに呼び出され、サイコアーマーゴーバリアンに乗り込み、ガラダインとの戦いに突入していく。
:戦いと、仲間達との友情と支えによって、その超能力は次第に強化され、第16話であ、支援メカのバリホークを生み出す事になる。
;アチカ・リサ
:声 - [[三浦雅子]]
:本作ヒロインで、テレパシー能力と、しおれかけている草花を蘇らせるヒーリング能力を持ち合わせている心優しい性格の少女。戦闘時にはオペレーターを担当。
:イサムと違い、両親が健在だったが、第7話で父親を殺されてしまう。イサムに好意を寄せており、それをバスターに見抜かれていたが、戦いの中ではそれを表に出すことはない。EDでは彼女のみが全編に渡って出演。
;クルト・バスター
:声 - [[龍田直樹|竜田直樹]]
:国際空軍の元パイロットで、その腕を買われてサイコアーマーレイドの初代操縦者となる。初期メンバーの中では、軍人という事もあって、最も冷静沈着だった。
:リサに想いを寄せており、リサがイサムが好きだということも見抜いていたが、第8話でグランドーを守る為に戦死。
;ハンス・シュルツ
:声 - [[堀内賢雄]]
:二代目サイコアーマーレイドの操縦者のドイツ人青年で、バスター戦死前には、サイコジェネスで、宇宙艇を自身の力で創造していたりした。
:少々皮肉屋で口調が冷たいように見えるものの、性根は熱血漢である。初期には他のメンバーや、アトラスとのいざこざが絶えなかったが、バスター戦死後以降は、地球を守る使命に目覚め、イサム達と共に最前線で戦う。
;カリム・アトラス
:声 - [[福士秀樹]]
:サイコアーマーガリム搭乗者の巨漢。大食漢でかつ、少々ドジでおっちょこちょいだが、そのお人好しで人間味溢れる性格は時として仲間達を和ませた。ライラに好意を寄せている。
:メンバー集結当時はハンスとは対立していたが、第12話で負傷し、ハンスの介抱を受けながらも、逃げ込んだスペースコロニーの人々から共に冷たい仕打ちを共に浴び続ける中で、男の友情で結ばれ。共にサイコアーマーで戦っていく。
;ピケ
:声 - [[あきやまるな|秋山るな]]
:南海の島が出身の少女で、プケとは双子の姉妹であり、姉となる。
:まだまだ幼く、やんちゃでイタズラ好きだが、戦う時にはプケと共にイサムのバックアップアシストを行い、バリホークの生成や、イサムに自分達の力を送ったりする。
;プケ
:声 - 立川千晶
:ピケの妹である超能力姉妹の片割れ。
:ピケと同じく、初期は超能力でよくイタズラを起こしていたが、第5話ではメリアに捕まって窮地に陥ることもあった。二人ともイサムに好意を持っているようで、同話ではリサに素直では無い感謝をしている。
;トンガリ
:声 - 大原美佳子
:中国人の少年で、ガラダイン襲撃時に両親を喪ったところをイサムに救われる。
:ピケとプケに比べて目立たないが、性格は年少グループの中では一番冷静で大人であり、危険察知や情勢分析能力などにも長ける。初期にはバスター、ハンスと共にレイドの製作にも加わっていた。
;ライラ・スワニー
:声 - [[深雪さなえ|室井深雪]]
:白人の少女で、大企業令嬢だった。リサと共にグランドーのオペレーターを務める。
:予知能力に長け、予知夢によってガラダインの襲撃を察知する事もあった。イサムと同じく、家庭を顧みず、母親を死なせてしまったような父親に憎しみを感じていたが、父が身体を張って自分の社員達を守って死んだのを見届けて理解した。
'''ミッキー・ヨシカワ'''
:声 - 龍田直樹
:第8話で初登場、第14話で加わる眼鏡の気弱な青年。
:イサム、ハンス、オルドンと共にガラダイン星に共に行ったりもしたが、自分の気の弱さ故にメンバーの足手まといになっている事を感じ、第23話では離脱しようとも思った事もあったが、地球へのガラダインの非情な行為に怒りを覚え、再び戦場に戻る。
;ロス・コガロ
:声 - [[西村朋紘|西村智博]]
:第18話から登場する新入りの黒人隊員。登場後は、グランドーの砲座手になる。
:戦いに逸る気持ちが強く、第22話ではパルダーの制止を聞かずに勝手にゴーバリアンに乗り込んで、危機に陥る。
;パルダー・ナト
:声 - [[羽村京子]]
:第18話で加わる新米白人青年。
:戦闘的なロスと違い、慎重な性格だったが、その為第22話でロスから「臆病者」呼ばわりされるも、勝手にゴーバリアンを持ち出したロスに鉄拳制裁を浴びせて反省させると同時に、和解した。
;エリナ・パルチ
:声 - 野口きよみ
:ロス、パルダーと同じく第18話から登場する女性隊員。
:リサやライラと異なり、考え方が軽く、イサムに変わってゴーバリアンに乗り込もうとするなど、かなりいい加減な性格。第22話では、ロスやパルダーと共に第4のサイコアーマーを造り上げようとしたものの、果たせず。
;ゼクー・アルバ
:声 - [[たてかべ和也]]
:イサム達を自身の元へと結集させたガラダイン星人。
:元々はガラダイン星の科学者であり、グランドーと3体のサイコアーマーを建造し、超能力を用いた平和利用の研究に勤しんでいたが、ガラダイン皇帝が研究を応用して、次元宇宙の征服に乗り出した事から、反旗を翻すようになる。
:厳格で克つ、包容力も持ち合わせ、イサム達にとっても精神的支柱となり、自ら地球人に積極的に接触し、ガラダイン打倒の為に尽力していくが、最終回で地球を救うため、グランドーで自らガラダイン皇帝座乗のデグリゾーンに乗り込み、グランドーもろとも自爆してガラダインを葬った。
;オルドン
:声 - [[龍田直樹|竜田直樹]]
:ゼクーの助手を務めるガラダイン星の生物で、人語を話せるだけではなく、自らも強力な超能力を持っている。
:イサム達のお目付役でもあり、彼等に対してはかなりの上から目線。「ホッ!」と語尾に付けて話す口癖がある。
 
===ガラダイン帝国===
;メリア
:声 - 大原美佳子
:ガラダイン帝国の女戦士として名が知られており、当初は一目置かれていた。地球もすぐに侵略する筈だったが、ゼクーによって組織されたサイコアーマー隊に阻まれ、特にイサムとゴーバリアン相手には度々敗北を重ねて地位を失い、そのことで憎悪してイサムを付け狙うものの、地球に置き去りにされた事や、地球では超能力が少しずつ失われていく。
:しかし、そうした中で地球人達の優しさに触れて愛を覚えて改心し、更にゼクーにガラダインの情報を渡して協力者となっていく。そして第25話でグラン・デスロームの弱点を見つけ出して伝えた後、クリストを道連れにする形で戦死。最後はイサムに対し「生まれ変わったら、あなたと又会いたい」と言い遺した。
;クリスト
:声 - [[井上和彦 (声優)|井上和彦]]
:ガラダイン帝国の戦闘隊長で、階級ではメリアよりも上。
:野心家で、一時はゴーバリアンに敗退を重ねた事で、降格処分を受けるが、狡猾な手を使ってドムソンやダムーラを蹴落とし、彼等よりも高い地位に就くことに成功する。
:そうしてゼクー達を倒し、ガラダイン帝国の実権を握ろうとするが、改心したメリアによってその道と命を絶たれた。
;ドムソン
:声 - [[鈴置洋孝]]
:クリストと同格のガラダイン帝国軍人で、移動要塞デモンドスを仕切っている。
:クリストに変わってゼクー達を抹殺して帝国内でのし上がろうとしていたが、クリストの策略によってデモンドスを失った挙げ句に、ガラダイン皇帝からの怒りに触れて片腕を切り落とされてしまう。
:第16話でその恨みをガラダイン星に来たイサム達にぶつけて、ハンスのレイドを倒すが、イサムのゴーバリアンに敗れて戦死。
;ダムーラ
:声 - [[鈴木勝美]]
:ガラダイン帝国最前線基地の要塞ダインガラームの司令官。当初はクリスト、ドムソンよりも格上だったが、イサム達を取り逃がした失態をガラダイン皇帝に知られた上に、クリストによって降格処分にされ、ダインガラームの指揮権も奪われてしまう。
:ダインガラームを失った後、戦闘員としてグランドーを襲い、ライラを負傷させるが、その為にアトラスの怒りに触れて倒される。
;ジャギー
:声 - [[上田敏也]]
:第9話のみに登場した戦闘隊長で、ジェノサイダーボーバルを操って、アトラスのガロムを追い詰めるが、イサムのゴーバリアンとハンスのレイドの参戦と共同によって倒された。
;ゴロキー
:声 - [[上田敏也]]
:ガラダイン帝星の居酒屋の大男。ミッキーにペットのネコパンを与えた。
 
;'''ガラダイン皇帝'''
:声 - [[上田敏也]]
:ガラダイン帝国最高権力者である独裁者。次元移動と自らの強大な妖能力で次元宇宙を侵略し、侵略した星々を自身のコレクションにしていた。
:その絶大な力は、ガラダイン帝国全体に恐怖という名の忠誠を持たせているが、一方で恐妻家であり、妻である王妃には手を焼いている。
:部下達の地球侵略が失敗し、遂には自らデグリゾーンで乗り出してきたが、ゼクーとグランドーの自爆によって、デグリゾーンもろとも爆死する。
;ミリー・リー
:声 - [[深雪さなえ|室井深雪]]
:ガラダイン皇帝は養っている妖精のような生物で、「フフフフ…」と笑うような発声をする。
:皇帝にとっては最も癒やしの対象であったが、デグリゾーンの自爆によってガラダインもろとも死ぬ。
 
=== その他のキャスト ===
;トオル・ナポト博士(第4、13、19、20、26話)
:声 - [[徳丸完]]
:イサムの父の科学者で、家庭をあまり顧みなかった事で、当初はイサムにとっては憎悪の対象でもあった。
:しかし、地球を守るために家庭を犠牲せざるを得なかった理由を息子が知った事で和解し、スペースコロニーを守るバリアー内蔵ミサイルの開発に尽力する。
;ナポト博士の部下(第19話)
:声 - [[あたか誠|安宅誠]]
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;シーラ・トランス(第16話)
:声 - 野口きよみ
:ハンスがガラダイン星で出会った美少女で、ガラダインの事を憎んでいた。
:ハンスと出会った事で心を通わせるが、再び地球に戻らなければならないハンスの事情を知り、涙で別れる。
;ナレーション
:声 - [[井上和彦 (声優)|井上和彦]]