「TC-2 (ミサイル)」の版間の差分

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関連項目
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「天剣2型」の開発は、「経国」戦闘機の開発と時を同じくして開始された。米中国交回復に伴って[[アメリカ合衆国|アメリカ]]が台湾に対する「攻撃兵器」の供与を制限するとの米中合意を受けて、アメリカの台湾に対する兵器システム移転が大きく制限される可能性が高まっていた。これを受けて、台湾では[[1970年代]]後半から、兵器自給体制の確立を目指した各種の政策が実施に移されることになった。アメリカも直接の武器輸出は制限する代わりに、各企業による技術支援という形で台湾の兵器国産化に協力する事となった。「天剣2型」の開発においても、アメリカ企業の技術支援があった事が推測される。
 
兵器国産化の中心プロジェクトの1つとなったのが、国産戦闘機[[F-CK-1 (航空機)|F-CK-1]]IDF(後の「経国」)であった。IDFの兵装も自主開発されることになり、中距離空対空ミサイル「天剣2型」と近距離空対空ミサイル「[[TC-1 (ミサイル)|天剣1型]]」の2つの空対空ミサイルが開発されることが決定された。
 
「天剣2型」は[[1994年]]7月に、初の空中投下試験を完了、同年から生産が開始され、[[1996年]]に部隊配備が開始された。「天剣2型」は翌年までの間に800時間に及ぶ飛行試験を受け、[[1997年]]7月には品質証明が与えられた。
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== 運用国 ==
*{{TWN}}
 
== 関連項目 ==
 
* [[TC-1 (ミサイル)]]
* [[PL-12 (ミサイル)]]
* [[99式空対空誘導弾]]
* [[アストラ (ミサイル)]]
* [[R-27 (ミサイル)]]
* [[R-77 (ミサイル)]]
* [[パイソン (ミサイル)]]
* [[AIM-120 (ミサイル)]]及び[[NASAMS]]
* [[ESSM]]
* [[AGM-88 (ミサイル)]]
* [[スパロー (ミサイル)]]
 
== 外部リンク ==