2020年8月30日 (日) 11:09時点における版編集 Bobmarley (会話 \| 投稿記録) 拡張承認された利用者 2,165 回編集筋肉反射テスト、陰陽五行説などタグ: ビジュアルエディター ← 古い編集		2020年8月30日 (日) 11:27時点における版編集取り消し Bobmarley (会話 \| 投稿記録) 拡張承認された利用者 2,165 回編集 →‎医学的証拠タグ: ビジュアルエディター新しい編集 →
9行目: == 主張 == アプライドキネシオロジーは複雑高度な体系をもつが、中でも中心的な考え方として、特定の筋肉の強い、弱いという状態が、特定の経絡の状態（整っている、乱れている）を反映するというものがある（経絡の対応筋と呼ぶ）<ref name=":0">{{Cite book\|title=Applied Kinesiology: A Training Manual and Reference Book of Basic Principles and Practices\|date=\|year=2013\|publisher=North Atlantic Books\|author=Robert Frost\|isbn=978-1583946121}}</ref>。一例を挙げれば、[[棘上筋]]の筋肉反射テストを行ったとき、棘上筋が強い状態は任脈が整っていることを表し、弱い状態は任脈の乱れを反映する、と考える。逆に、これらの筋肉を調整して、弱い状態から強い状態に変えることで、対応する経絡の状態を整えることができるというのが、アプライド・キネシオロジーの治療における基本的な考え方である。 [[陰陽五行思想\|陰陽五行]]説に則って、それぞれの経絡は、特定の内臓器官の機能や、特定の感情と結びついているとされ、経絡を整えることで、肉体面、心理面の問題にアプローチできると主張している<ref name=":0" />。 22行目: == 医学的証拠 == アレルギー診断試験に関するガイドラインによると、{{仮リンク\|米国アレルギーぜんそく免疫学会\|en\|American College of Allergy, Asthma and Immunology}}は、「有効性の診断に根拠はない」と評価している<ref name="pmid18431959">{{cite journal\|vauthors=Bernstein IL, Li JT, Bernstein DI, Hamilton R, Spector SL, Tan R \| title=Allergy diagnostic testing: an updated practice parameter. \| journal=Ann Allergy Asthma Immunol \| year= 2008 \| volume= 100 \| issue= 3 Suppl 3 \| pages= S1-148 \| pmid=18431959 \| doi= 10.1016/S1081-1206(10)60305-5\| pmc= \| url=https://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/eutils/elink.fcgi?dbfrom=pubmed&tool=sumsearch.org/cite&retmode=ref&cmd=prlinks&id=18431959 \|display-authors=etal}}</ref>。別の研究は、アプライドキネシオロジーの診断は「ランダムな当て推量よりも有用ではない」、[[アメリカがん協会]]は「がんや他の病気を治療できる科学的根拠はない」と述べている<ref name=kenney>{{cite journal \|vauthors=Kenney JJ, Clemens R, Forsythe KD \|title=Applied kinesiology unreliable for assessing nutrient status \|journal=J Am Diet Assoc \|volume=88 \|issue=6 \|pages=698–704 \|date=June 1988 \|pmid=3372923 \|doi= \|url=}}</ref><ref name=ACS2009>{{cite book \|publisher=[[American Cancer Society]] \|title=American Cancer Society Complete Guide to Complementary and Alternative Cancer Therapies \|edition=2nd \|year=2009 \|isbn=9780944235713 \|editors=Russell J, Rovere A \|pages=160–164 \|chapter=Applied Kinesiology}}</ref>。一方、2016年にオックスフォード大学が発表した論文では、ランダム化単盲検法を取り入れた真偽の判定のテストにおいて、直観や偶然と比較して、筋肉反射テストが有意に高い正答率を示した<ref>{{Cite journal\|author=Jensen AM, Stevens RJ, Burls AJ\|year=2016\|title=Estimating the accuracy of muscle response testing: two randomised-order blinded studies\|journal=BMC Complementary and Alternative Medicine\|volume=16\|page=492\|DOI=10.1186/s12906-016-1416-2}}</ref>。 == 出典・脚注 == {{Reflist}}

「アプライドキネシオロジー」の版間の差分