「裏番組」の版間の差分

=== 裏被り ===

[[芸能人]]が裏番組に重複して出演することを'''裏被り'''（うらかぶり）といい、同じ出演者が複数の番組に登場することで視聴率が分散してしまう恐れがあるため忌避される傾向にある<ref name="jcast20190722" />。番組の重複が避けられない場合は、一方の番組が[[コマーシャルメッセージ|CM]]を放送している時間に出演させる、或いは該当番組が始まる直前に退席する、番組自体を第1部と第2部に区切って別番組扱いにするなどの調整が行われる<ref>{{Cite web|url=https://www.daily.co.jp/gossip/2016/09/05/0009458580.shtml|title=東野、裏かぶり解消で「ワイドナ」が「Ｂ面」と一本化|accessdate=2019年12月24日|publisher=デイリースポーツ（2016年9月5日作成）}}</ref><ref name="oricon180225">{{Cite web |date=2018-02-25 |url= https://www.oricon.co.jp/special/50792/|title= テレビ業界の暗黙のルール　タレントの”裏かぶり”なぜいけない？|publisher= oricon news|accessdate=2018-02-25}}</ref><ref>{{Cite web|title=ぺこぱ、裏番組出演のため『サンジャポ』途中退席 太田光イジる「まさかのダブルブッキング？」|url=https://www.oricon.co.jp/news/2164529/full/|website=ORICON NEWS|accessdate=2020-07-20|publisher=|date=2020-06-14}}</ref>。[[渡辺プロダクション]]や[[ジャニーズ事務所]]のようにかつては同じ[[芸能事務所]]に所属しているタレント同士での裏被りを規制していたケースもある<ref>{{Cite web|url=https://www.asagei.com/excerpt/34134|title=全曜日制覇の関ジャニ∞は要注意！ 「裏かぶり」の恐ろしさとは？|accessdate=2019年11月29日|publisher=アサ芸プラス（2015年3月23日作成）}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/johnnys/1368201/|title=タッキー改革でジャニーズ内紛火種　Ｊｒ．売り出しへ裏番組出演解禁が招くキンプリｖｓＳｎｏｗ　Ｍａｎ|accessdate=2019年11月29日|publisher=東京スポーツ（2019年4月27日作成）}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://friday.kodansha.co.jp/article/58750|title=故・井原高忠 日テレプロデューサーに学ぶ「芸能プロの未来図」|accessdate=2019年12月24日|publisher=FRIDAY（2019年8月1日作成）}}</ref>。

 

レギュラー番組を持つ芸能人がその番組の放送時間の裏の[[特別番組]]などに出演する際は、時間が重複している番組のタイトルの一部や、タイトルや出演者を想起させるフレーズが用いられることもあるが、「[[大人の事情]]」という言葉も使われることもある<ref>{{Cite web|url=https://www.daily.co.jp/gossip/2019/09/23/0012725964.shtml|title=カンニング竹山「ビビット」でエンディング不在だった理由明かす「裏番組との大人の事情」|accessdate=2019年9月23日|publisher=デイリースポーツ（2019年9月23日作成）}}</ref>。過去の放送回や他の番組のVTR素材などを使用する場合も例外ではなく、該当出演者の顔に[[モザイク処理]]するなどの措置がとられる場合がある<ref>{{Cite web|url=https://npn.co.jp/article/detail/83061543/|title=次長課長・河本準一 とんねるず番組でモザイク処理 ネット上で話題に「何でモザイクかかってる？」「何かやったっけ？」|accessdate=2020年2月13日|publisher=リアルライブ（2015年3月6日作成）}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://www.asagei.com/excerpt/77458|title=ダウンタウン、とんねるず…人気番組の出演者が次々とモザイク処理され視聴者騒然|accessdate=2020年2月13日|publisher=アサ芸プラス（2017年3月17日作成）}}</ref>。なお、重複出演が規制されるのは地上波の[[ネット番組|全国ネット番組]]同士で、重複する一方が[[独立放送局]]やBS・CS放送である場合は特に規制は見られない<ref name="oricon180225" />。また一部の地域で片方または両方の番組が[[遅れネット]]となった結果、その地域だけ放送時間が重複するケースもある。さらに、一方がテレビではなくラジオであれば問題はないらしい<ref>[[明石家さんま]]が出演する[[日本テレビ]]の「[[恋のから騒ぎ]]」と[[毎日放送]]の「[[ヤングタウン土曜日]]」が長年にわたり裏かぶりしていた事例がある</ref>。