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RIG-Iによって認識されるRNAウイルスとして、[[インフルエンザウイルス]]、[[センダイウイルス]]、[[日本脳炎]]ウイルス、[[水痘・帯状疱疹ウイルス]]、[[C型肝炎ウイルス]]、[[フィロウイルス]]、[[西ナイルウイルス]]、[[麻疹ウイルス]]、[[狂犬病ウイルス]]、[[風疹ウイルス]]等がある。また、[[ピコルナウイルス]]に属するマウスの[[EMCV]]は、MDA5によって認識される。
 
また、RIG-Iは、RNAウイルスの生産する二本鎖RNAを認識する。なお、通常のヒト細胞中には二本鎖RNAは存在しないので<ref>中込治・神谷茂 共著『標準微生物学』医学書院、2016年1月15日 第12版 第2刷、24ページ</ref>、もし細胞内に二本鎖RNAが存在するならこれは何らかの異常事態に由来するものであることになる。なお、TLR3やMAD5(melanoma differentiation-associated gene 5<ref>中込治・神谷茂 共著『標準微生物学』医学書院、2016年1月15日 第12版 第2刷、24ページ</ref>) など別のレセプターも二本鎖RNAを認識する<ref>[[宮坂昌之]]ほか『標準免疫学』、医学書院、2016年2月1日 第3版 第2刷、67ページ</ref>。
 
== マウスのRIG-I ==