「ニコン Zシリーズ」の版間の差分

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[[2018年]]7月25日に35ミリフルサイズの撮像素子を採用した新規格の[[レンズマウント]]を持つミラーレスカメラの開発を発表した<ref name="dcwatch20180810">{{cite web|url=https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1137685.html|title=ニコン、フルサイズミラーレスカメラのティザー動画を続々公開中|publisher=デジカメWatch|date=2018-08-10|accessdate=2018-09-04}}</ref>。ニコン初のフルサイズミラーレスカメラは「Z」と名付けられた。「Z」は究極・最高を意味し、アルファベット最後の文字として、未来への懸け橋を想起させるものである<ref>{{cite web|url=https://www.nikon.co.jp/news/2018/0823_mirrorless_01.htm|title=フルサイズミラーレスカメラ「ニコン Z 7」「ニコン Z 6」を発売|publisher=[[ニコン]]|date=2018-08-23|accessdate=2018-08-23}}</ref>。フルサイズミラーレスカメラを発売するのはニコンとしては初であり、[[2013年]]の[[ソニー]]「[[:en:Sony α7|α7]]」、[[2015年]]の[[ライカ]]「[[:en:Leica SL|SL]]」<ref group="注">35ミリフルサイズの撮像素子を採用したレンズ交換式カメラとしては、2009年に[[レンジファインダーカメラ|レンジファインダー機]]の「[[:en:Leica M9]]」が発売されている。[[レンジファインダー]]によるマニュアルフォーカスの機構を採用しているところが、撮像素子を用いてライブビューやオートフォーカスの機能を達成しているミラーレス一眼と異なり、ライカ公式では「ミラーレス」とは呼んでいない。</ref>についで3社目である<ref group="注">35ミリフルサイズよりもセンサーサイズが大きい中判のミラーレス一眼カメラは、2016年に[[ハッセルブラッド]]X1D、2017年に[[富士フイルム]]・[[:en:Fujifilm GFX 50S|GFX 50S]]が発売されている。</ref>。
 
9月28日に高解像度版の「Z 7」とオールラウンダー版の「Z 6」の2機種と新マウントであるZマウントのNIKKOR Zレンズを発売した。Zマウントの内径は55㎜55mmと、Fマウントの内径47㎜47mmから8㎜8mm大きくなり、[[フランジバック]]が16㎜16mmという短さも相まって、ZマウントS-LINE「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」レンズではF値0.95という明るさを実現している<ref name=":0">{{cite web|url=https://www.nikon.co.jp/news/2018/0823_nikkor-z_02.htm|title=「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」「NIKKOR Z 35mm f/1.8 S」「NIKKOR Z 50mm f/1.8 S」「マウントアダプター FTZ」を発売および「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct」を開発|publisher=[[ニコン]]|date=2018-08-23|accessdate=2018-09-04}}</ref>。なお、従来のFマウントレンズはマウントアダプターFTZを装着することで動作する。FTZはFからZという意味を込めてのネーミングである<ref>{{cite web|url=http://drone-next.jp/special/new_item/nikon-z/|title= Zマウントを採用したNikonのフルサイズミラーレスカメラZ 6・Z 7を発表|publisher=ドロネク|date=2018-08-24|accessdate=2018-09-04}}</ref>。記録媒体は[[XQDメモリーカード]]のみを採用したシングルスロットである<ref group="注">[[2019年]]12月17日に公開されたファームウェアにより、XQDに加えて[[CFExpress]]TypeBに対応した。</ref>
 
さらに、撮影素子を[[APS-Cサイズ]]に変更した下位クラスの「Z 50」が、[[2019年]]11月22日に発売された。こちらは、下位クラスとこともあり記録媒体は入手性の容易な[[SDメモリーカード]]に変更されている。
 
== 製品詳細 ==