「パンゲア (アルバム)」の版間の差分

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{{Infobox Album |
| Name = Pangaeaパンゲア
| Type = [[ライブ・アルバム]]
| Artist = [[マイルス・デイヴィス]]
| Released = [[1976年]]
| Recorded = [[1975年]][[2月1日]] [[フェスティバルホール|大阪フェスティバルホール]]
| Genre = [[ジャズ]]、[[フュージョン (音楽)|フュージョン]]、[[ファンク]]
| Length = 88分44秒
| Label = [[コロムビア・レコード]]
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| Chart position =
| Certification =
| Last album = [[アガルタ (アルバム)|アガルタ]]<br />(1975年)
| Last album =
| This album = '''パンゲア'''<br />(1976年)
| Next album = [[ウォーター・ベイビーズ (アルバム)|ウォーター・ベイビーズ]]<br />(1976年)
| Next album =
}}
『'''パンゲア'''』(''Pangaea'') は、[[ジャズ]]・[[トランペット]]奏者[[マイルス・デイヴィス]]が、[[1975年]][[2月1日]]に行った[[大阪市|大阪]]公演の模様を収録した2枚組[[ライブ・アルバム]]。オリジナル盤発売当時は『パンゲアの刻印』という[[邦題]]がついていた。

なお、本作に収録されているのは夜の部の公演で、同時期に発表されたライブ・アルバム『[[アガルタ (アルバム)|アガルタ]]』は、同日の昼の部の公演を収録。
 
== 解説 ==
[[マイルス・デイヴィス]]の3度目の日本公演の1日を記録しているというだけでなく、マイルスが[[1970年代]]に行ったレコーディングのうち公式発表された音源としては最後のものである。[[1980年]]に『ザ・マン・ウィズ・ザ・ホーン』(発表は1981年)のレコーディングを開始するまで、マイルスは長い休養期間に入った。
 
演奏はジャズ、[[ロック (音楽)|ロック]]、[[ファンク]]、[[リズム・アンド・ブルース|R&B]]など様々なサウンドが合体しており、その評価はマイルスファン(特に1970年代マイルスファン)にとっては非常に高い。
 
[[マッコイ・タイナー]]の[[バンド (音楽)|バンド]]で活動していた[[ソニー・フォーチュン]]([[サクソフォーン|サックス]]、[[フルート]])等が帯同した。1970年代のマイルスのライブは1時間弱のメドレー演奏を2セットという形式で行なわれるのが常であった。本作においても「ターンアラウンドフレーズ」「ウィリー・ネルソン」「チューン・イン・5」「イフェ」「フォー・デイヴ」といった従来からのレパートリーを立て続けに演奏しており、2つのセット全体にそれぞれ便宜的に与えられた「ジンバブウェ」「ゴンドワナ」といったタイトルはいずれも楽曲名ではない。実質的には、マイルスの統制の下に行われた集団[[即興演奏]]と言える。
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== 収録曲 ==
ディスク1
# ジンバブウェ - "Zimbabwe" (Miles Davis[[マイルス・デイヴィス]]) 41:48
 
ディスク2
# ゴンドワナ - "Gondwana" (M. Davisデイヴィス) 46:50
 
== 演奏メンバー ==
* [[マイルス・デイヴィス]] - [[トランペット]]、[[オルガン]]
* [[ソニー・フォーチュン]] - [[サクソフォーン|サックス]]、[[フルート]]
* [[ピート・コージー]] - [[エレクトリックギター]]、[[シンセサイザー]]、[[パーカッション]]
* [[レジー・ルーカス]] - エレクトリックギター
* [[マイケル・ヘンダーソン]] - [[エレクトリックベース]]
* [[アル・フォスター]] - [[ドラムセット|ドラム]]
* [[ジェムズ・エムトゥーメ]] - [[コンガ]]、パーカッション
 
{{DEFAULTSORT:はんけあ}}