「恒温動物」の版間の差分

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このため、体温の維持が難しい寒冷地に生息する小型種を中心に休息時や[[冬眠]]・[[睡眠]]時、低気温時などでは維持設定体温を下げる、もしくは体温を維持しないという適応するものが存在する<ref name="drop body temp"/>。
 
ただし、一般論として、変温動物も恒温動物も体重が大きくなればなるほど体重あたり代謝率は下がる(Kleibarの法則;全[[代謝]]量は体重の3/4 乗に比例)ことに留意する必要がある<ref>{{Cite book|和書| author=John Whitfield |translator=野中 香方子 |title=生き物たちは3/4が好き <sub>多様な生物界を支配する単純な法則</sub> | publisher=[[化学同人]]|journal=| date=2009年1月29日|pages= |isbn=9784759811612 }}</ref>。例えば体重5g程度の典型的な変温動物である[[ニホンカナヘビ]](@20℃)の代謝率は体重が100万倍、5t程度の典型的な恒温動物のアフリカゾウの代謝率と同程度であり、[[シロナガスクジラ]](100〜200t)よりは大幅に高い。つまり、他の要因も関係するが、変温動物の方が体重あたり要求餌量が少なくてすむとか絶食耐性があるということは一概には言えない(例えばマッコウクジラの回遊時の推定絶食期間は数か月にもおよび、ほとんどの変温動物よりも絶食耐性が高い)。
 
== 体温維持と体格および外部形状 ==